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イベント情報グリーン水素社会への展望 〜人類の持続型成長のために〜

グリーン水素社会への展望 〜人類の持続型成長のために〜

【カテゴリ】 エネルギー その他(エネルギー)

【開催日】2015.12.08

【開催地】東京都


「日本再興戦略」改定2015においては、"クリーンで経済的なエネルギー需給のために新たに講ずべき具体的施策"として「CO2排出の少ない水素社会の実現」が挙げられ、水素社会の実現に向けて様々な関心が集まっています。みんなのエネルギー会議/エネルギーイノベーション研究会では、複数回にわけて水素社会の可能性について考えていきます。

第2回目は、再生可能エネルギー由来の低炭素な水素全般の研究をしている『グリーン水素研究センター』のセンター長、太田健一郎氏によるご講演。

<タイトル>
グリーン水素社会への展望 〜人類の持続型成長のために

<概要>
化石燃料多消費による地球温暖化問題が深刻化する中で、再生可能エネルギーを用いて得られるグリーン水素への期待が広まっています。

グリーン水素は化石燃料に比べて環境への影響は二桁以上小さいと言えます。南米パタゴニアの風はグリーン水素を安価で大量に供給できるポテンシャルを有します。

一方、日本では世界に先駆けて水素を利用する燃料電池自動車も昨年発売され、水素ステーションも建設が進みつつあります。

また、超高効率の分散型エネルギーの典型である家庭用燃料電池も普及が進展しつつあります。

ここでは、人類の究極の持続型社会を可能にするグリーン水素の意義と今後の展望について解説します。

講師:太田健一郎 名誉教授・特任教授 横浜国立大学/グリーン水素研究センター センター長

略歴: 1968年 東京大学工学部工業化学科卒

     1973年 東京大学大学院工学系研究科博士課程修了

     1973年 東京大学工学部助手

     1979年 横浜国立大学工学部助教授

     1995年 横浜国立大学工学部教授

     2001年 横浜国立大学大学院 工学研究院教授(部局化による制度変更)

     2011年 横浜国立大学名誉教授、特任教授

専門: 応用電気化学:燃料電池、水素エネルギー、工業電解、水電解

著書: 「新しい電気化学」培風館(1984)

    「原理からとらえる 電気化学」裳華房(2006)

    「水素エネルギー読本」オーム社(2007)

    「再生可能エネルギーと大規模電力貯蔵」日刊工業新聞社

    「電気化学便覧第6版」編集委員長、丸善(2013)

    「Encyclopedia of Applied Electrochemistry」Chief Ed.,Springer (2014)

主な受賞:カナダ水素協会賞(2004)

     電気化学会学会賞(2011)

主な学会、学外活動: 一般社団法人 燃料電池開発情報センター 代表

     燃料電池国際標準化委員会委員長

     経産省 産業構造審議会評価WG委員(経産省)

     日本学術会議エネルギー供給問題分科会委員長

     もと電気化学会会長(2008年)

     もと水素エネルギー協会会長(2000年〜2008年)

【登録日】2015.11.04

登録者情報

【登録日】 2015.11.04

【登録者】瀬川真未

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