一般財団法人環境イノベーション情報機構
木質バイオマス発電事業の契約上のリスク、法的留意点及び事業計画の作り方
【開催日時】
2015年10月9日（金）14：00～16：35 （開場13:45）
【会場】
TKP浜松町ビジネスセンター カンファレンスルーム8B（東京都港区浜松町2-7-17 イーグル浜松町ビル8階）
【講師】
べーカー＆マッケンジー法律事務所（外国法共同事業）金融グループ代表弁護士 江口 直明 氏
株式会社スマートエナジー アセットマネジメント部ファイナンスチーム シニアコンサルタント 小沢 幸弘
【概要】
木質バイオマス発電は、日照・天気等の影響を受けることなく、連続して発電することができることから、安定電源として注目されています。但し、木質バイオマス発電事業が成り立つには持続的な燃料供給確保が必要となっております。そのため、発電事業者にとっては、バイオマス燃料提供者との契約をいかにリスクなく締結できるかが重要なポイントとなります。
本セミナーでは燃料供給契約はもちろん、発電事業を行う事業者が、電力会社との間で締結する「特定契約・接続契約モデル契約書」の内容、その他の各種契約に関しての注意点をご説明致します。また、法律面以外の発電の仕組み及び事業計画作りの方法に関してもご説明致します。
【プログラム】
Ⅰ 全量買取法に関する最新情報
Ⅱ 特定契約・接続契約モデル契約書の解説及び注意点
・電力会社の要綱と契約要綱の解説
・受給開始日の記載
・受給開始遅延の逸失利益
・買取代金の変更（3条8項）
・出力抑制と損害の補償
・電力安定供給・電力品質
・契約解除と逸失利益
・担保権の設定
・法令変更
・倒産申立権放棄、責任財産限定
Ⅲ バイオマス燃料供給契約
・契約期間
・契約価格
・品質
・供給義務と供給できない場合の損害賠償、スポンサーサポート
・解約権の制限
Ⅳ その他の各種契約
・土地
・運営・保守（O&M）
・保険
・EPC、性能保証）
Ⅴ 資金調達の契約時の注意点
・プロジェクトファイナンス
・スポンサーサポート契約
Ⅵ 木質バイオマスに関する仕組み及び事業計画作り
Ⅶ 名刺交換・個別相談会
【登録日】2015.09.11