一般財団法人環境イノベーション情報機構
マイクロナノバブルの基礎と気泡制御技術、装置の選択、応用例、実用化・開発動向
★今後、様々な業界にイノベーションをおこすマイクロナノバブル技術!
★マイクロ、ナノバブルの発生メカニズムは?発生装置の仕組みは?
★農業、養殖、工業、食品製造、環境改善へのマイクロナノバブル応用事例
【講 師】
第1部 公益財団法人 京都高度技術研究所 産産連携コーディネータ 工学博士 宇田 啓一郎 氏
第2部 (株)ナック 代表取締役会長 中島 洋司 氏
【会 場】
東京中央区立産業会館 4F 第4集会室【東京・中央区】
都営浅草線 東日本橋駅 浅草橋・押上方面より B3出口 4分
【日 時】2015年2月27日(金) 13:20-16:30
【早期割引価格:1社2名】46,440円(税込、テキスト費用を含む)
⇒2月14日以降のお申込は49,680円(税込、テキスト費用を含む) となります
詳細確認・お申込専用URL▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=3884
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第1部 マイクロナノバブルの基礎と産業応用例、今後の展開
【13:20-14:50】
講師:公益財団法人 京都高度技術研究所 産産連携コーディネータ 工学博士 宇田 啓一郎 氏
【著作・受賞・経歴】
NEC梶Aシャープ鰍ノてLSI半導体材料デバイス・プロセスの研究開発に一貫して従事、更に環境技術の研究開発を経て、現在は京都高度技術研究所にてJST国家プロジェクトに従事。
【講演主旨】
マイクロナノバブル技術は近年様々な分野に展開され各種利用法も進んでいる。従来からの洗浄関連の技術は工場に導入され実用化されているケースも見られるが、最近では部品デバイス等の製造工場での浄化処理技術として、更には農業、医薬化粧品などの業界を含め裾野が大きく広がってきている。ここではマイクロナノバブルの基礎的性質から現在実用化されている産業応用例を紹介すると共に殺菌・浄化などに有効な機能性バブルの発生法等を提案・紹介する。
【プログラム】
1.マイクロナノバブルの性質と特徴
1-1 通常気泡とマイクロナノバブルの差異
1-2 バブルの電気的性質
1-3 バブルの発生方式 及び水質に依存するバブル径、バブル発生密度
2.マイクロナノバブル技術の可能性
2-1 バブル技術の応用分野と可能性
2-2 洗浄効果例
3.マイクロナノバブルによる微生物系廃水浄化技術
― 半導体工場での実施例 ―
3-1 技術開発の背景
3-2 LSIプロセスの紹介と排出廃液の処理法
3-3 窒素含有廃液の各種処理技術の特徴と効果
3-4 従来法との比較とバブル技術導入の有効性
4.オゾンラジカル含有バブルによる殺菌水質浄化技術
4-1 ポーラスセラミック膜によるバブル発生技術と特長
4-2 SPG膜による活性化ガス含有バブル生成装置
4-3 オゾン・ラジカル含有バブルによる有機物の分解例
5.まとめと今後の展望
【質疑応答 名刺交換】
第2部 マイクロナノバブル発生装置の開発と気泡制御技術、応用例、今後の展開
【15:00-16:30】
講師: (株)ナック 代表取締役会長 中島 洋司 氏
【キーワード】
1. マイクロバブル
2. ナノバブル
3. オゾンマイクロバブル
【キーワード】
ナックが製造する独自方式のマイクロナノバブル発生装置は近年様々な用途に利用されている。
特徴がある気泡の性質により従来技術では成しえなかった事が可能となった事例もあり、今後様々な業界にイノベーションをおこす可能性がある技術である。
マイクロナノバブル発生装置を導入した事例について分野ごとに説明し、新たな可能性の提案を行う。
【プログラム】
1.はじめに
1-1 ナックについて(会社紹介)
1-2 主な事業活動
2.ナック製マイクロナノバブルについて
2-1 マイクロナノバブル発生メカニズム
2-2 ナック製マイクロナノバブルの特徴
3.農業、養殖へのマイクロナノバブル応用事例
3-1 農家での利用例
3-2 養殖での利用例
3-3 農業技術センターでの比較試験
4.工業へのマイクロナノバブル応用事例
4-1 部品洗浄への応用事例
4-2 表面改質への応用事例
4-3 排水処理への応用事例
4-4 クーラント液浄化装置
5. 食品製造へのマイクロナノバブル応用事例
5-1 食品、器材の洗浄装置
5-2 マイクロナノバブル入り新商品開発
5-3 製造工程への応用事例
6.環境改善へのマイクロナノバブル応用事例
6-1 閉鎖性水域の環境改善
6-2 深井戸洗浄装置への応用事例
6-3 土壌改良への応用提案
7. 今後の展望
【質疑応答 名刺交換】
【登録日】2015.01.20