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イベント情報燃料電池自動車に向けた高圧水素タンクの開発と技術・規制動向

燃料電池自動車に向けた高圧水素タンクの開発と技術・規制動向

【カテゴリ】 エネルギー 燃料電池

【開催日】2015.02.23

【開催地】東京都


【講 師】
●第1部 JFEコンテイナー(株) 高圧ガス容器事業部長 高野 俊夫 氏

●第2部 (独)産業技術総合研究所 ユビキタスエネルギー研究部門 新エネルギー媒体研究グループ 主任研究員 竹市 信彦 氏

●第3部 日本合成化学工業(株) 中央研究所 コアテクノロジー研究室長 渋谷 光夫 氏

【会 場】
京華スクウェア 2F ハイテクセンター 第2会議室【東京・中央区】
東京メトロ日比谷線/JR京葉線「八丁堀駅」A3出口より徒歩1分

【日 時】2015年2月23日(金) 11:00-16:00

【参加費】
【早期割引価格:1名または2名の場合】54,000円(税込、テキスト費用を含む)
⇒2月9日以降のお申込は57,240円(税込、テキスト費用を含む) となります


詳細確認・お申込専用URL▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=3422

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第1部 燃料電池自動車の普及に向けた高圧水素ガスタンクの開発と今後の動向
【11:00-12:15】

講師:JFEコンテイナー(株) 高圧ガス容器事業部長 高野 俊夫 氏

【プログラム】
1.水素エネルギー社会に向けた取組
  〜2015年を目指した水素ステーションの技術開発・規制見直し〜
 1.1.燃料電池の種類
 1.2.燃料電池自動車の現状と今後の動向
 1.3.水素ステーションの現状と今後の動向
 1.4.規制の現状と今後の緩和動向
  1.4.1 高圧水素輸送用車両の関連法規の検証
  1.4.2 定置用蓄圧器へのC-FRP容器の適用
   1.4.2.1.日本の蓄圧器の現状
   1.4.2.2.日本の蓄圧器の課題
   1.4.2.3.定置用蓄圧器の海外の状況

2.容器・配管用非金属材料の基本物性
 2.1.圧縮機
 2.2.遮断弁・逆止弁
 2.3.ディスペンサー
 2.4.充填ホース

3.水素貯蔵用高圧容器
 3.1.水素貯蔵システムの概要
 3.2.燃料電池自動車搭載用容器
  3.2.1.Type 3 アルミライナー炭素繊維FRP 複合容器
  3.2.2.Type 4 樹脂ライナー炭素繊維FRP 複合容器
 3.3.高圧水素輸送用容器
 3.4.水素ステーション 蓄圧用容器


【質疑応答】



第2部 ハイブリッド水素容器の開発とその特性 
【13:15-14:30】

講師:(独)産業技術総合研究所 ユビキタスエネルギー研究部門 新エネルギー媒体研究グループ 主任研究員 竹市 信彦 氏

【プログラム】
こちらの講演プログラムは現在作成中です。
完成次第、公開します。

【質疑応答】



第3部 『高圧水素ガスバリア材の開発と今後の課題
【14:45-16:00】

講師:日本合成化学工業(株)中央研究所コアテクノロジー研究室長 兼 イノベーションセンター長 渋谷 光夫 氏

【ご経歴】
1987年に日本合成化学中央研究所に配属。                                       
1987年〜1992年:EVOHの新規製造法、ポリマーアロイによるEVOHの機能化を担当。
1993年     :知的財産部に所属。 
1994年〜2001年:塩ビ懸濁重合、乳化重合用の高分子保護コロイド剤開発に従事
2002年〜2010年:PVAの高次構造の制御による新規アモルファスビニルアルコール
系樹脂など機能性PVAの開発を担当。 
2011年〜2014年 :コアテクノロジー研究室長として水素インフラ関係材料開発、その他、電池関連部材の開発に取り組んでいる。
         特許出願件数は、ビニルアルコール系樹脂関連を中心に約168件。
2015年1月よりイノベーションセンター長兼務

【講演趣旨】
 アモルファスビニルアルコール系樹脂やエチレンビニルアルコール系樹脂は、PEの20万倍〜7000倍ものガスバリア性を示す機能性材料であるが、高圧下(70MPa〜)水素環境下で使用するにあたり結晶領域と併せて非晶領域の理解が不可欠である。今回、ガスバリア材の分子空隙サイズを支配する各因子の一般的考察と併せて、水素透過度と固体NMR13C核スピン-格子緩和時間T1Cによる分子運動性の調査及び水素耐性と柔軟性を付与するためのポリビニルアルコール系樹脂のポリマーアロイ化検討例やナイロン系樹脂評価例などを紹介する。

【プログラム】
1.はじめに
(1)水素耐性を有する樹脂開発に関わる留意ポイント
(2)水素バリア性及び耐ブリスタについて

2.樹脂の水素透過度と分子運動性の関係
(1)酸素透過度と自由体積空孔サイズの関係
(2)高性能ガスバリア材の設計思想
(3)アモルファスビニルアルコール系樹脂

3.高圧水素ガス溶解量及び耐ブリスタ性を有するポリマーアロイの設計
(1)水素耐性を有するバリア樹脂の選定      
(2)ポリマーアロイの設計                 
(3)70MPa曝露試験前後のポリマーアロイの分子運動性と水素バリア性への影響
(4)SSRT(水素脆化感受性)、形態観察

4.高圧水素ガスバリア性の検証
(1)高圧水素用多層ホースでの検討例 
(2)超高圧ガス用複合材料容器用バリア材試験片による性能評価

5.まとめと課題 


【質疑応答】

【登録日】2015.01.20

登録者情報

【登録日】 2015.01.20

【登録者】&Tech

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