一般財団法人環境イノベーション情報機構
博物館を使いこなすには?? 地域とともに活きるミュージアム
日本に6,000館近くあるという「博物館」は、あなたにとって身近な存在ですか? では、図書館は?
博物館の特徴は何で、図書館や公民館とはどこがどう違うのでしょう。
博物館ではどんな人がどんな仕事をしているのでしょう。博物館ボランティアにはどんな職種があるのでしょう。市民研究員には何ができるのでしょう。
博物館の展示やイベントはどのようにできあがるのでしょう。
地域で守り伝えたいものは、博物館の建物や展示ケースの中にはいるものだけに限りません。祭りや伝統的な技術や風習など、形がないものはどうでしょう。
地域まるごとを博物館とするという「エコミュージアム」は、他の博物館やさらには「ジオパーク」(第59回参照)とどう違うのでしょう。
博物館の国際組織 ICOM は2007年に、次のように博物館の定義を改訂しました;「博物館は、社会とその発展に寄与し、一般に公開され、教育・研究・楽しみを目的として、人間とその環境の有形・無形の遺産(heritage)を、取得・保存・研究・交流(コミュニケート)・展示する非営利で常設の機関である。」この定義を受け入れるとすると、博物館のあり方、職員に求められる役割はどう変わるでしょう。
これらの問いに答えることを通して、資料・標本などの遺産と人、人と人などを、時空を超えてつなぐ博物館の可能性について一緒に考えましょう。博物館を使いこなすヒントがたくさん見つかるはずです。
【登録日】2013.10.22