一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

イベント情報野生動物インタープリター研修会《上級》in岐阜

野生動物インタープリター研修会《上級》in岐阜

【カテゴリ】 自然環境 野生動植物

【開催日】2013.10.25 〜2013.10.27

【開催地】岐阜県


【募集期間】| 2013.09.12〜2013.10.24
野生動物と人との関係性をあらためて見つめ直し、共生のありかたを探るインタープリターを育成する講習会の上級編を自然豊かで環境教育と狩猟の取組がさかんな岐阜で開催します。


■野生動物と人をつなぐインタープリター
インタープリテーション(以下、IP)は、触れたり感じたりできるものを通してその背後にあるメッセージや価値を伝えるための技術です。野生動物を素材にしたIPでは、ただ単に野生動物を見せる、あるいは存在を感じてもらうだけではなく、その体験を通して背景にあるもの(「生きものと人とのつながり」「人と動物との軋轢」「乱獲問題」「外来種」など)を伝えることが重要です。
この講習会では、そんな生態や魅力そのものだけでなく、人との関係性や背景をも伝え、プログラム化や地域の課題解決のために行動し、野生動物と人との共生を目指す“野生動物インタープリター”を育成します。


■知る→理解する→伝えるの3ステップ
複雑化する野生動物との関係性を伝える人材を育成するために、プロジェクトの発案者である小林毅さんらは、3ステップに分けた講習会を企画しました。
初級では「野生動物を知る」。ウォッチングやプログラム体験を通して、野生動物インタープリテーションを知る入門編です。
中級では、野生動物と人との間に存在する課題について「理解する」。狩猟や管理といった現状の関わり、獣害などの課題を学びます。
そして上級では、野生動物を通してその背景にあるものを伝えられるIPの仕上げです。IPの伝える技術やプログラムを通して、野生動物と人とが抱える問題を解決へ導くための活動案を企画するなど、具体的に「行動する」人材を育成します。
地域の鳥獣害防止計画や野生動物保護管理計画にも住民への啓発は課題のひとつです。地域ぐるみの鳥獣対策ひいては、持続可能で元気な地域づくりのために、現状を正しく伝える野生動物インタープリターは必要不可欠な存在となるはずです。


■上級は岐阜をフィールドに
上級編は自然豊かで環境教育と狩猟の取組がさかんな岐阜で開催します。
主任講師に、斬新な切り口と遊び心あふれるプログラムが得意とし国内外でインタープリターとして、日本社会の未来のために環境教育指導者を養成する岐阜県立森林文化アカデミー講師として活躍する、萩原ナバ裕作氏を迎え、中級編講師・井戸直樹氏、研究者の視点でインタープリターを実践する青木雄司氏、国の野生動物管理などに長く携わる経験をもつ国安俊夫氏などにも登場いただきます。
第一線で活躍する講師らの経験と知見から、さまざまな側面を持つ野生動物の価値を多面的に捉え、獣害や野生動物との関係の現状を知り、深く考え、ディスカッションすることを通して自然と野生動物と人との課題を理解し伝えるインタープリターを目指します。


野生動物の生態や魅力を伝えるスキルを学ぶだけでなく、人と野生動物との関係性を考え、地域の課題解決のために行動するスキルと経験を身につけましょう。
皆さんのご参加をお待ちしております。

初級・中級を受講していなくても上級は受講可能です。

【登録日】2013.09.12

登録者情報

【登録日】 2013.09.12

【登録者】NPO法人日本エコツーリズムセンター

この情報の修正・削除