一般財団法人環境イノベーション情報機構
EVシフトが蓄電池ビジネスに与えるインパクト
T. 蓄電池を取り巻くビジネスとEVへの影響
株式会社三菱総合研究所 環境・エネルギー事業本部 エネルギーシステム戦略グループ 主任研究員
長谷川 功(はせがわ いさお) 氏
【14:00〜15:25】
全世界的な技術革新や価格低減による再生可能エネルギーの導入拡大という背景の中で、電力システムに柔軟性を与えるものとして蓄電池に期待が集まっている。
今回は蓄電池を活用した新しいビジネスについて政策的背景、今後の展望等を紹介するとともに、電力システムにおける蓄電池の活用とEV市場への影響や期待等を紹介する。
1.蓄電池ビジネスをめぐるメガトレンド
2.電力システム改革の概要と関連政策の動向
3.蓄電池を活用した新たなビジネス
4.今後のビジネスの方向性とEVへの影響
5.質疑応答/名刺交換
U. EVバッテリーが創る蓄電池社会
フォーアールエナジー株式会社 フェロー
二見 徹(ふたみ とおる) 氏
【15:35〜17:00】
2015年のパリ協定以降、ゼロ炭素社会を目指した取り組みが各国で始まり、これを新たな事業機会とした各種企業活動が活発化している。
こうした中で自動車業界ではEV化への動きが確実かつ大きな潮流になりつつある。とりわけEV性能や価格の鍵を握る車載用リチウムイオン・バッテリーは、自動車用途とは別に大きく2つの動きがあり注目されている。一つは停車中のEVをバッテリーとして使う動き、もう一つはEVとして使い終わったバッテリーを他の用途で再利用する動きである。いずれも日本企業が世界的に先行している。これらの最新動向と今後の可能性について紹介する。
1.自動車の電動化とEVの普及
2.バッテリー性能の進化
3.V2X実証事例
4.バッテリー再生事業
5.今後の動向とビジネス機会
【登録日】2018.04.06