一般財団法人環境イノベーション情報機構
野口健氏 特別講演「ネパールでの活動から学んだこと〜私にとってのSDGs〜」
弊財団では、定期的に「良質な環境教育 提供による国民環境理解促進」を目的としたセミナーを開催しております。各回ともに著名な講師の先生をお招きして、ご自身の観点から幅広く環境についてお話をいただいております。
今回の講演会では、アルピニストである野口健氏をお招きし「ネパールでの活動から学んだこと〜私にとってのSDGs〜」と題し、独自の視点で環境についてお話し頂きます。
皆さまのお申し込みをお待ちしております。
【野口健氏 特別講演「ネパールでの活動から学んだこと〜私にとってのSDGs〜」】
[開催日]2024年11月7日(木)
[開演]18:30開演
[会場]東京ウィメンズプラザ(渋谷駅 宮益坂口から徒歩12分/表参道駅 B2出口から徒歩7分)
[参加費]無料(要申込み)
[受付締切]2024年11月6日(水)
[申込方法]公益財団法人日本環境教育機構HPより承っております。
https://www.jp-eco.org/
【登壇者プロフィール】
■野口健(のぐち けん)/アルピニスト
1973年アメリカ・ボストン生まれ。ニューヨーク、サウジアラビアで幼少時代を過ごし、4歳の時にはじめて日本の土を踏む。小学4年生で再び日本を離れエジプトへ。その後、立教英国学院に入学。 植村直己氏の著書『青春を山に賭けて』に感銘を受け、登山を始める。弱冠16歳にしてヨーロッパ大陸最高峰モンブラン、アフリカ大陸最高峰キリマンジャロなどを登頂。世界7大陸最高峰登頂の目標を掲げる。1999年、3度目の挑戦でエベレストの登頂に成功。7大陸最高峰世界最年少登頂記録を25歳で樹立。 その後、エベレストのゴミ問題を解決するために、4年連続で世界各国の登山家たちと清掃活動に尽力。一方、富士山のゴミ問題の深刻さを目の当たりにし、2000年から「富士山が変われば日本が変わる」をスローガンに富士山清掃活動を精力的に行う。2006年からは、富士山・エベレスト同時清掃活動を実施し、エベレスト側の隊長を務めている。環境教育の必要性が訴えられている中で、次世代の環境問題を担っていく人材育成の必要性を痛感し、小・中・高・大学生を対象とした「野口健環境学校」を開校。環境の大切さを訴え、メッセンジャーを日本全国に育てている。 また、ヒマラヤ地域の氷河融解に危機感を持ち、温暖化について現場からの声を積極的に発信。2015年4月には、ヒマラヤ遠征中にネパール大震災に遭遇。遠征を中断し、直ちに『ヒマラヤ大震災基金』を立ち上げた。日本中の多くの方々からの支援を得て、エベレスト街道などの山岳地域の村々を中心に復興支援活動を行った。また2016年4月、熊本地震が発生した際には『熊本地震テントプロジェクト』を立ち上げ、多くの方々からの支援を得てテント村を開設。国交省などから視察を受けると共に、専門家からも「今後の被災地のモデルケースにすべき」との評価を得た。この経験を元に災害時の避難所の在り方についても提言を続けている。
【登録日】2024.09.08