一般財団法人環境イノベーション情報機構
【第6回オオサンショウウオ共同研究シンポジウム】
11月10日(日)にオオサンショウウオのシンポジウムを広島市安佐動物公園で開催します。
当園は、園内のオオサンショウウオ保護増殖施設や調査フィールドのデータを活用して、国内外の研究者と共同研究を行っております。
本シンポジウムは、その共同研究の成果を広く知っていただくことを目的に開催している企画の6回目になります。
事前登録等不要ですので、お時間がございましたら是非お誘い合わせのうえご参加ください。
--------------------------------------------------------
【第6回オオサンショウウオ共同研究シンポジウム】
日時:2019年11月10日(日)13:00〜16:00
会場:広島市安佐動物公園 動物科学館2階ホール および オオサンショウウオ保護増殖施設
参加費:無料(別途入園料が必要です)
案内ブログ:http://www.asazoo.jp/animal/blog/amphibian/1110.php
プログラム:
安西 航(広島市安佐動物公園)
『なぜ動物園で、研究? 〜安佐動物公園とオオサンショウウオのこれまでとこれから〜』
森本哲平(神戸大学大学院)
『オオサンショウウオの繁殖行動は水で検出可能か?』
吉川夏彦(慶應義塾大学)
『ゲノムデータで見るオオサンショウウオの地域変異』
全体質問・総合ディスカッション
バックヤード見学 オオサンショウウオ保護増殖施設
後援:公益社団法人 日本動物園水族館協会
---------------------------------------------------------
ご参考まで、これまで以下のような内容を発表してきました。
第1回シンポジウム
「遺伝学的解析 〜極端に小さい地域差が示す進化の道筋〜」 三浦郁夫(広島大)
「オオサンショウウオの年齢査定」 山?大海(広島大)
「オオサンショウウオの3世連続繁殖」 伊東明洋(瑞穂ハンザケ自然館)
第2回シンポジウム
「寄生虫 〜稀少種保全と疾病対策のモデルとして〜」 浅川満彦(酪農学園大)
「色覚 〜視覚オプシン遺伝子から明らかにする両生類の色覚進化〜」 蘆野龍一(東京大)
「粘液のにおい “大山椒魚”の由来の真相に迫る!」 吉村友里(九州大)
第3回シンポジウム
「DNAによる性別判定の試み」 久保統生(岐阜大)
「占有個体による繁殖巣穴の清掃活動」 高橋瑞樹(バックネル大)
「頭骨から暴く両生類から爬虫類への進化」 松本涼子(神奈川県博)
第4回シンポジウム
「骨組織学から迫る成長と進化」 林昭次(岡山理科大)
「DNAを用いた親子判定の試み」 吉川夏彦(国立科博)
「性ホルモンからみた繁殖活動」 楠田哲士(岐阜大)
第5回シンポジウム
「屋内水槽での繁殖成功」 伊東明洋(瑞穂ハンザケ自然館)
「オオサンショウウオの頭蓋発生〜定性的解析より〜」 石川 薫(東邦大)
以上、どうぞよろしくお願いいたします。
=====================================
田口勇輝(TAGUCHI, Yuki)
公益財団法人 広島市みどり生きもの協会
広島市安佐動物公園 飼育・展示課
飼育技師・博士(地球環境学)
Tel: 082-838-1111
E-mail: taguchi@asazoo.jp
動物園HP: http://www.asazoo.jp/
=====================================
【登録日】2019.10.14