一般財団法人環境イノベーション情報機構
第13回 地球環境シリーズ講演会「渦に満ちた海洋を知る」
【募集期間】| 2016.06.30〜2016.07.28 海の渦、というと多くの方々は「鳴門の渦潮」を思い浮かべるかもしれません。実は海の中には、鳴門の渦潮よりずっと大きく、直径十kmから数百kmにもなる渦がたくさん存在しています。こうした渦は、黒潮など強い流れの付近で特に多く見られ、熱の輸送や生物活動の活性化などの過程を通じ、今日ある海の姿を形づくるためになくてはならない存在です。
近年、海洋観測技術やスーパーコンピュータの発展に伴い、こうした渦が果たす役割について、多くの知見が得られるようになってきています。渦の存在が、海洋環境や生態系を左右し、漁業生産とも深く関わっていることが分かってきました。
講演会では、これらの最新の研究成果を分かりやすくお伝えします。
日時:平成28年7月29日(金)13:00〜17:00(開場12:30)
会場:ヤクルトホール(東京都港区東新橋1-1-19)
入場:無料(事前登録制)
主催:国立研究開発法人海洋研究開発機構
後援:文部科学省
■講演題目■
・「海洋観測フロートで渦の中を測る」
細田 滋毅 主任技術研究員(海洋研究開発機構 地球環境観測研究開発センター)
・「冬に満ちる小さな渦」
佐々木 英治 主任研究員(海洋研究開発機構 アプリケーションラボ)
・「北極海の渦に迫る!〜海氷やプランクトンとの関わり〜」
渡邉 英嗣 研究員(海洋研究開発機構 北極環境変動総合研究センター)
・「アカイカは渦が好き」
五十嵐 弘道 技術主任(海洋研究開発機構 地球情報基盤センター)
パネルディスカッション
中田 薫 理事(水産研究・教育機構)、講演者ほか
■お申込み■
こちらのフォームより事前登録をお願いします。
https://www.jamstec.go.jp/j/form/earth-env2016/
【登録日】2016.06.30