一般財団法人環境イノベーション情報機構
化学物質のリスクアセスメント・コントロールバンディング セミナー12/15
【12/15セミナー】
<改正・安衛法に対応して、何をしなければならないか?>
『 化学物質のリスクアセスメント・コントロールバンディングの基礎知識 』
PC演習つき
■講師:(一財) 化学物質評価研究機構 安全性評価技術研究所 片桐律子 先生
(一財) 化学物質評価研究機構 安全性評価技術研究所 北村公義 先生
■日時: 2015年12月15日(火) 10:00-17:00
■会場: [東京・王子]北とぴあ
■詳細: http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC151237.php
<<プログラム>>
2014年6月に公布された「労働安全衛生法の一部を改正する法律」(以下、改正安衛法)の中の「化学物質に関するリスクアセスメントの実施の義務化」の施行が2016年6月1日と迫っています。改正で義務化されるのは、事業者が扱う化学物質の使用によって、労働者の危険性又は健康被害が生じる可能性を検討する部分です。事業者は、対象となる作業についてリスクアセスメントを実施し、結果を作業者へ周知するなどの措置を講じることとなります。
本講演では、改正安衛法の作業者のリスクアセスメントの義務化に対応し、基礎的なリスクアセスメント手法について受講者がマスターできるよう解説します。
また、知識の定着、疑問点のあぶり出し・その解決のために実習を行います。初学者の方も、現場でのリスクアセスメントが進めるための基礎力を身に付けることが出来ます。
◆参加対象者:
・主として何らかの化学物質を含む製品などを扱う労働安全衛生部門に所属する方、
あるいは管轄している部署の方。
・「義務化」であることを最近知ったが、何をしなければならないか よく理解できていない方。
◆参加して得られる知識:
・リスクアセスメントの基礎知識
・厚生労働省が提供している「リスクアセスメント実施支援システム」の使用方法
⇒受講後、基礎的なリスクアセスメントが実践できるようになることを目標とします。
◆リスクアセスメント実習:
リスクアセスメント実習のため、インタネットにつながるPCをご持参ください。
お持ち頂けない方には、弊社にてお貸出しいたします。
(開催が近づいて参りましたら、詳細につきご連絡申します。)
◆セミナー内容
1.改正労働安全衛生法(化学物質について)
1-1 改正労働安全衛生法(化学物質について)
1-2 リスクアセスメント実施義務化の背景
1-3 義務の対象
1-4 労働安全衛生法における化学物質管理
1-5 労働者の安全衛生に関する主な法律
2. 改正安衛法に関するリスクアセスメント(健康有害性)
2-1 リスクアセスメントとは
(1) 化学物質のリスクとその種類
(2) 化学物質のリスクアセスメントの概念
(3) リスクアセスメントの考え方(定性的手法と定量的手法)
2-2 改正安衛法に関するリスクアセスメント(定性的手法)の手順例
(1) SDSの利用
(2) リスクアセスメントの手順
(3) 有害性評価
(4) ばく露評価
(5) リスクアセスメント事例
2-3 リスクアセスメント実施支援システムの操作手順
〜PCを使用した実習を行います〜
(1) 厚生労働省による「職場のあんぜんサイト」
(2) SDS情報の取得
(3) 入力情報の詳細
(4) 出力結果とその保存
2-4 リスクアセスメント(定量的手法)の手順例
(1) リスクアセスメントに用いる数理モデル
(2) ECETOC TRAの特徴
(3) ツールの取得と全体構成
(4) リスクアセスメントに必要な情報
(5) 計算の実施と結果の出力
3. 改正安衛法に関するリスクアセスメント(危険性)
3-1 危険性のリスクアセスメントの手順
3-2 基本的な手法いついて
3-3 リスクの低減措置の優先順位
3-4 リスクアセスメント導入による効果
<質疑応答>
■詳細・お申し込みはこちら■
⇒ http://www.johokiko.co.jp/seminar_chemical/AC151237.php
【登録日】2015.11.02