一般財団法人環境イノベーション情報機構
ワイルドライフマネジメントフォーラム特別講演会「野生生物保護管理の最新潮流〜IWMC2015から見えてきたもの〜」
シカやイノシシ、クマなどの野生生物による農林水産業被害の増加、その対策として今春施行された改正鳥獣保護法に象徴されるように、野生生物と人間社会との軋轢が高まっています。その一方で、希少な絶滅危惧生物の危機的な状況は変わらず、地球温暖化の進行は生物多様性の維持を困難にしています。鳥インフルエンザやエボラ出血熱など人類がかつて経験したことのない重篤な感染症と、野生生物との関係も最近の研究で明らかになってきました。
現代社会は、野生生物と人間との関係を改めて考え、再考築しなければならない時代といえます。本年7月、こうした関係性を考えるために世界の哺乳類研究者や実務家が一堂に会した「第5回国際野生動物管理学術会議」(IWMC2015)が札幌市で開催されました。この実行委員長であり日本哺乳類学会理事長の梶光一東京農工大学教授を招き、この会議から見えてきた世界の野生生物管理の最新情報をお話しいただき、これからの日本での「人と野生生物との付き合い方」や「世界の中で日本がどのような役割を果たすべきか」を考える特別講演会を開催します。
◇日時:2015年10月28日(水)18時半〜20時半(開場:18時)◇会場:ECOZZERIAエコッツェリア(東京都千代田区丸の内1-5-1新丸の内ビル10階)◇申込:参加者の氏名・年齢・住所・電話番号・所属と「フォーラム参加希望」と記載しshiretokodaigaku@gmail.com宛メールでお申し込みを。定員に達し次第締め切ります。◇定員:90名(参加無料)◇講師:梶光一氏 (東京農工大学教授、日本哺乳類学会理事長)◇ゲスト:講師のほか、ゲストコメンテイターとして関係機関や専門家をお呼びする予定です。◇主催:公益財団法人知床自然大学院大学設立財団◇協力:三菱地所株式会社
【登録日】2015.09.29