一般財団法人環境イノベーション情報機構
脱炭素化とウクライナ危機を受けて 急加速する欧州・世界の水素展開
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【講師】
(株)テクノバ エネルギー研究部 統括主査
丸田 昭輝(まるた あきてる) 氏
【重点講義内容】
世界的な脱炭素化の動きを受け、国内外で水素に対する期待が高まっている。直近の国連気候変動枠組条約締約国会議(COP)でも、脱炭素化に向けて水素の重要性が指摘された。国際エネルギー機関(IEA)や国際再生可能エネルギー機関(IRENA)も、CO2ネットゼロのために水素を利活用するシナリオを描く。ほぼ全ての主要国は水素戦略やロードマップを発表している。
加えて、ウクライナ危機を受け、欧州は脱ロシア・脱化石燃料のために水素展開を加速し、2030年の水素普及目標を倍増させた。様々な要因を受けて、水素市場の拡大は必須とみられ、各国政府は水素産業の育成を強化している。
本セミナーでは、国内外の水素に関わる世界の動きとともに、水素関連技術(水素製造、水素輸送・貯蔵・利用)や主要企業の動向を説明し、企業にとってのチャンスと課題を解説する。
1.急加速する水素展開
2.日本の政策、世界の政策、ウクライナ危機の影響
3.水素関連技術(水素製造、水素輸送・貯蔵、水素利用)
4.新しい水素の展開(合成燃料、アンモニア)
5.企業の動向
6.ビジネスチャンスと課題
7.質疑応答/名刺交換
【講師プロフィール】
丸田 昭輝(まるた あきてる) 氏
1966年生まれ。民間コンサルティング企業を経て2003年より株式会社テクノバ(エネルギー研究部 グループマネージャー)。過去20年以上にわたり水素・FC関連プロジェクト(NEDO、自治体、民間)を多数実施。特に国際動向に詳しい。
博士(環境学、2009)、Master of Public Administration(2003)、国際関係学修士(2002)、理工学修士(応用化学、1991)。高圧ガス製造保安責任者(乙種化学)取得。
【登録日】2022.05.18