一般財団法人環境イノベーション情報機構
資源循環関連政策の最新動向
会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【重点講義内容】
T.成長志向型の資源自律経済の確立に向けた取組について
経済産業省 イノベーション・環境局
GXグループ 資源循環経済課 課長補佐
岡田 時房(おかだ ときふさ) 氏
13:00〜14:10
近年では、廃棄物問題や気候変動問題に加え、世界的な資源需要と地政学的なリスクの高まりといった資源制約の観点から、資源の効率的・循環的な利用と付加価値の最大化を図る、「サーキュラーエコノミー」への移行が喫緊の課題となっている。
これまで主に廃棄物処理や3Rの観点で進めてきた資源循環を、経済活動として進めていく意義が高まっており、本講演では、サーキュラーエコノミーの最新の動向について紹介する。
1.成長志向型の資源自律経済戦略
2.産官学の連携
3.投資支援
4.ルール整備
5.質疑応答/名刺交換
U.プラスチック資源循環の推進
環境省 環境再生・資源循環局資源循環課
容器包装・プラスチック資源循環室 主査
岡林 正行(おかばやし まさゆき) 氏
14:20〜15:30
プラスチック資源循環戦略(令和元年)等に基づき、国内での資源循環の取組を進めているが、プラスチックごみの熱回収を除いたリサイクル率は約25%で近年横ばい。第5次循環型社会形成推進基本計画(令和6年)では資源を国内で循環させて最大限活用することの重要性が謳われるとともに、プラスチックについて素材循環重視のリサイクルを進める方向性が示されている。プラスチック資源循環を推進するため、特に支援措置の内容を中心に紹介する。
1.国際的なプラスチック汚染対応
2.プラスチック資源循環法
3.令和7年度プラスチック資源循環に関する先進的社会実装モデル形成支援事業
4.令和8年度予算要求における支援措置
5.質疑応答/名刺交換
【講師プロフィール】
岡田 時房(おかだ ときふさ) 氏
2008年 経済産業省入省。入省以来、経済産業政策局や経済産業副大臣室、中小企業庁、内閣法制局など、幅広い業務に従事。2024年5月より現職。
岡林 正行(おかばやし まさゆき) 氏
プラスチック資源循環法に基づくプラスチック資源循環施策を推進。
主に事業者向けのプラスチック資源循環法に関する認定業務や、モデル形成支援事業を担当。
民間企業を経て2024年10月より現職。
【登録日】2025.10.02