一般財団法人環境イノベーション情報機構
バイオマスプラスチックの高機能化と成形加工技術、食品包装応用、バイオマス炭素含有率・ 生分解測定法、ISO・JIS規格動向
【募集期間】| 2011.11.15〜2011.12.21

★食品包装、食品容器、食器としての要求性能と実用化例
★耐熱性とガスバリア性を有するシャンプーボトル/共押し出しダイレクトブロー成形!
★バイオマス炭素含有率に関わる日本提案 ISO/CD 16620-1, 2, 3
★嫌気生分解評価方法(ISO 15985及び日本提案ISO/DIS13975)
【講 師】
●第1部 日精樹脂工業(株) ご担当者
●第2部 京都工芸繊維大学 繊維科学センター 特任教授 工学博士 望月 政嗣 氏
●第3部 (独)産業技術総合研究所 環境化学技術研究部門 循環型高分子グループ 国岡正雄 氏
【会 場】
川崎市産業振興会館 10F 第1会議室【神奈川・川崎】
JR または京急線の川崎駅より徒歩10分
【日 時】平成23年12月22日(木) 10:45-16:30
【参加費】
【早期割引価格】1社2名につき51,450円(税込、テキスト費用を含む)
※12月8日までにお申込いただいた会員登録者(登録無料)
※会員登録をお済でない方は【定価】1社2名につき54,600円(税込、テキスト費用を含む) となります
詳細確認・お申込専用URL▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=2469
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第1部 エコマテリアルに対応した成形加工システム 〜耐熱ポリ乳酸射出成形システム「N-PLAjet」〜
【10:45-12:00】
講師:日精樹脂工業(株)営業推進部 副部長
【講演主旨】
エコマテリアルの普及には、機能を付加し、用途を拡大する成形システムの開発が必要です。代表的エコマテリアルであるPLAと紙パルプ成形を例として解説します。
【プログラム】
1.日精樹脂工業について
1-1 日精樹脂工業の概要と特徴
1-2 日精樹脂工業の導入事例
2.プラスチック成形のトレンドと機能性樹脂への対応
2-1 樹脂成形部品市場の方向性
2-2 エコマテリアルの多様化
3.機能付加PLAへの対応事例
3-1 PLAの特徴とニーズ
3-2 耐熱PLA成形システム開発経緯
3-3 N-PLAjetシステムの解説
4.パルプの射出成形への対応事例
4-1 機能性紙製品について
4-2 パルプの射出成形への取り組み
4-3 PIM専用成形機の解説
5.量産機としての射出成形機
5-1 射出成形機へのニーズと期待
【質疑応答 名刺交換】
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第2部 バイオプラスチック“ポリ乳酸”の高性能・高機能化技術と食品用途その他容器・包装材料分野への応用
【13:00-15:00】
講師:京都工芸繊維大学 繊維科学センター 特任教授 工学博士 望月 政嗣 氏
【著作】
・望月政嗣、大島一史監修「バイオプラスチックの素材/技術最前線」(シーエムシー出版、)
・望月政嗣「生分解性ポリマーのはなし」(日刊工業新聞社)、その他多数
【受賞】
高分子学会フェロー(2007)、日経BP技術賞(2006)、繊研合繊賞(2002)他
【経歴】
京都大学工学部高分子化学科卒、元ユニチカ蒲搦麻eラマック事業開発部長、元日本バイオプラスチック協会識別表示委員会委員長、元山形大学客員教授
【キーワード】
1.バイオプラスチック
2.ポリ乳酸
3.容器・包装材料
4.食品用途
【講演主旨】
数あるバイオプラスチックの中でも最も潜在的可能性が高く、実用化が進んでいるポリ乳酸の食品用途その他容器・包装材料への展開に関して、技術・市場開発の現状と残された技術的課題について総括する。また、近い将来に確実視される容器・包装材料市場における素材イノベーションに後から追随するのではなく先行することの決定的優位性を説く。
【プログラム】
1.なぜポリ乳酸でなければならないのか?・・・ポリ乳酸を選択する理由
1-1 21世紀における地球環境・資源問題・・・化石資源からバイオマス資源へのパラダイムシフト
1-2 プラスチックス廃棄処理問題・・・地球温暖化ガスの抑制と再資源化(バイオリサイクル)
1-3 ヒトと自然環境への安全性・・・食品衛生性と抗菌・防かび性
2.ポリ乳酸の基本特性と容器・包装分野への応用
2-1 ポリ乳酸の重合法、製品製造法と物理的・化学的性質
2-2 2段階2様式の特異的生分解機構(分解制御機構内蔵)・・・生分解性と耐久性の両立可能
2-3 バイオリサイクル(堆肥化またはバイオガス化)・・・再資源化可能
2-4 ガス透過性(ポリ乳酸2軸延伸フィルム、シート、ボトル)
2-5 成形加工性(押出成形、サーモフォーミング、射出成形、発泡成形、ブロー成形)
3.ポリ乳酸基盤技術の進化と高性能・高機能化材料設計
3-1 超高L組成ポリ乳酸・・・結晶化速度、耐熱性、寸法安定性(熱収縮率小)の飛躍的向上
3-2 高耐熱化技術・・・結晶核剤、結晶化促進剤
3-3 耐衝撃性向上技術・・・低分子系または高分子系可塑柔軟剤
3-4 ガスバリア性向上技術・・・バリアコートまたは共押し出し
4.食品包装、食品容器、食器としての要求性能と実用化例
4-1 食品包装フィルム・・・ガスバリア性、寸法安定性(熱収縮率小)、透明性、生分解性
4-2 シングル・ユース食品容器・・・生分解性、耐熱性、耐衝撃性、透明性
4-3 リターナブル食器・・・耐久性(耐湿熱性、耐アルカリ性)、耐熱性、耐衝撃性
4-4 ポリ乳酸関連製品実用化例の紹介・・・
・熱湯注入や電子レンジ再加熱が可能なシングル・ユース食品容器/サーモフォーミング(ソリッド、発泡)
・熱湯注入、高温自動食器洗い機対応が可能なリターナブル飲用カップ/射出成形
・ガスバリア性を有するコーヒー製品袋/バリアコート2軸延伸フィルム
・熱湯注入に耐えるティバッグ/繊維織物フィルター
・一定の耐熱性とガスバリア性を有するシャンプーボトル/共押し出しダイレクトブロー成形
5.近未来のポリ乳酸材料革命市場を制する企業とは?・・・“イノベーションのジレンマ”を超えて
5-1 21世紀の地球環境保全と資源循環型社会に向けての新たなバリュー・ネットワークの構築・・・
既成概念・価値観からの脱却、フロンティア・スピリット
5-2 「持続的技術」と「破壊的技術」の違いとは?
5-3 なぜ、ポリ乳酸が「破壊的イノベーション」たり得るのか?
5-4 非連続的な破壊的断層構造を乗り越えるためには?・・・創造的破壊、創発的破壊
5-5 破壊的イノベーションが出遅れた優良トップ級企業を滅ぼす理由と事例
【質疑応答 名刺交換】
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第3部 バイオプラスチックのバイオマス炭素含有率および生分解測定法、最近の要求事項(トピック、ISO/JIS規格など)
【15:15-16:30】
講師:(独)産業技術総合研究所 環境化学技術研究部門 循環型高分子グループ 国岡正雄 氏
【講演主旨】
バイオプラスチックである生分解性プラスチックや、バイオマスプラスチックは、どの程度生分解するのか、あるいは、どの程度のバイオマス原料が含まれているのかが重要な性質となっている。しかし、「自然界で生分解します」や「バイオマスから出来ています」とうような表現は、消費者に誤解を招く表現であり、きちんとしたルールによって評価された指標が示されるべきである。本講演では、ISO国際標準規格、JIS日本工業規格に則った評価方法を紹介する。バイオマスの原料割合を求める方法としては、放射性炭素14濃度を加速器質量分析により求める方法を紹介する。また、生分解の評価法としては、最も生分解が促進する条件として、好気的コンポスト化条件、高温スラリーメタン発酵嫌気生分解評価法を中心に紹介する。
【プログラム】
1.バイオプラスチックとは
1-1.生分解性プラスチックとバイオマスプラスチック
1-2.バイオプラスチックに関わるISO国際標準規格、JIS日本工業規格
2.バイオマス炭素含有率の測定方法
2-1.バイオマス炭素を認識するためのメカニズム(放射性炭素14をもちいる方法)
2-2.加速器質量分析によるバイオマス炭素含有率の測定
2-3.バイオマス炭素含有率測定の実例(デンプン原料、バイオ燃料、バイオ化成品、バイオプラスチック)
2-4.バイオマス炭素含有率に関わる日本提案 ISO/CD 16620-1, 2, 3
3.バイオプラスチックの生分解度の測定方法
3-1.制御されたコンポスト中での58度での生分解評価方法(ISO 14855-2)
3-2.消化汚泥中、メタン発酵条件での
嫌気生分解評価方法(ISO 15985及び日本提案ISO/DIS13975)
4.まとめ
【質疑応答 名刺交換】
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<主催会社・お問い合わせ>
(株)AndTech
TEL:050-3538-1954
e-mail:info▲andtech.co.jp(▲は@に変換ください)
主催会社ホームページ:http://www.techzone.jp/
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【登録日】2011.11.16