一般財団法人環境イノベーション情報機構
遮熱・断熱材の伝熱機構と熱伝導率・透湿性・難燃性の向上、防耐火試験、規格(JIS・ISO等)・市場動向
【募集期間】| 2011.11.15〜2011.12.19

★建築基準法に基づいた防耐火試験、規格(JIS A 9511、ISO TC163/SC3(工業断熱)等)の動き!
★カネカの断熱材(XPS)!製品事例に学ぶ技術的特徴と今後の狙い!
★諸外国の動向!新しい断熱材(真空断熱材、塗料系断熱材)!
【講 師】
●第1部 岩崎技術士事務所 岩崎和男 氏(JIS関連委員)
●第2部 (株)カネカ 発泡樹脂・製品事業部 技術統括部 ご担当者
●第3部 (株)ミサワホーム総合研究所 取締役 工学博士 栗原 潤一 氏
【会 場】
東京中央区立産業会館 4F 第2集会室【東京・日本橋】
都営浅草線 東日本橋駅 浅草橋・押上方面より B3出口 4分
【日 時】平成23年12月20日(火) 10:30-16:15
【参加費】
【早期割引価格】1社2名につき52,500円(税込、テキスト費用を含む)
※12月6日までにお申込いただいた会員登録者(無料)
※会員登録をお済でない方は【定価】1名につき55,650円(税込、テキスト費用を含む) となります
詳細確認・お申込専用URL▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=2456
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第1部 遮熱・断熱材の基本特性、熱伝導率・透過性の改善、断熱材の難燃化対策
【10:30-12:30】
講師:岩崎技術士事務所 岩崎和男 氏
【キーワード】
1.遮熱・断熱材
2.熱伝導率・透湿性
3.難燃
【講演主旨】
建築、冷凍・冷蔵分野を中心に省エネ活動が国策として展開されていることを背景として、遮熱・断熱材の基本特性、それらの性能改善、更に高分子系材料の難燃化対策につき幅広く解説したいと思います。講師は永年、この分野で研究開発、製造技術を担当し、JIS関連の委員なども歴任してきましたので、それらの状況をわかりやすく解説したいと思います。この分野に関心を持つ研究者、技術者、製造担当者などの皆様のご参加を期待しております。また、質疑応答の時間には、現在お持ちの疑問点、問題点などにも回答していきたいと思います。
【プログラム】
1.遮熱・断熱材の基本特性
1.1 遮熱・断熱材の種類、需要
1.2 高分子系断熱材の概要
1.3 高分子系断熱材の需要動向
1.4 熱特性の基本
1.5 熱特性の試験方法
1.6 熱特性モデル
1.7 新しい遮熱・断熱の考え方
2.熱伝導率・透湿性の改善
2.1 熱特性の改善
2.2 透湿性の改善
2.3 遮熱性能の改善
2.4 発泡剤対策
2.5 最近の評価研究状況
2.6 性能評価方法(JIS試験方法)の改正動向
3.断熱材の難燃化対策
3.1 燃焼理論と難燃化
3.2 高分子系断熱材の難燃化技術
3.3 難燃化評価試験方法(建築基準法関係防耐火試験)
3.4 防耐火試験方法への対応
3.5 新しい難燃化技術動向
3.6 試験評価方法の改正動向
【質疑応答 名刺交換】
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第2部 押出法ポリスチレンフォーム(XPS)の技術的特徴と製品事例、今後の市場展開
【13:30-14:45】
講師:(株)カネカ 発泡樹脂・製品事業部 技術統括部 ご担当者
【参考URL】
http://www.kaneka.co.jp/
http://www2.kenzai.kaneka.co.jp/kanelite/
http://www.kktc.jp/
http://www.schs.co.jp/
【ご略歴・受賞歴】
・日本化学会 第51回 化学技術賞
・第36回 日化協技術賞 環境技術賞 受賞
【キーワード】
1.高断熱性
2.省エネルギー
3.ノンフロン
【プログラム】
1.発泡プラスチックと断熱材
1-1 発泡プラスチックの種類と製造方法 〜さまざまな発泡プラスチック〜
1-2 カネカの発泡プラスチック製品 〜多彩な製品群〜
1-3 断熱材の種類 〜発泡プラスチックの位置づけと性能区分〜
1-4 伝熱と断熱材 〜断熱性発現機構〜
2.断熱材としての押出法ポリスチレンフォーム
2-1 押出法ポリスチレンフォームとは1 〜規格JIS A 9511〜
2-2 押出法ポリスチレンフォームとは2 〜製造方法〜
2-3 押出法ポリスチレンフォームにおける発泡剤の役割1 〜熱伝導率と発泡剤〜
2-4 押出法ポリスチレンフォームにおける発泡剤の役割2 〜ノンフロン化へ〜
2-5 押出法ポリスチレンフォームの特徴 〜その性能と他断熱材に対する位置づけ〜
3.カネカの押出法ポリスチレンフォーム「カネライトフォーム」
3-1 「カネライトフォーム」1 〜その環境への取り組み〜
3-2 「カネライトフォーム」2 〜発泡剤ノンフロン化と断熱性〜
3-3 「カネライトフォーム」3 〜発泡剤ノンフロン化の波及効果〜
3-4 「カネライトフォーム」4 〜その用途〜
3-5 「カネライトフォーム」5 〜使用例紹介〜
4.押出法ポリスチレンフォームの今後の展望
4-1 断熱材を取り巻く環境1 〜省エネルギーと断熱材〜
4-2 断熱材を取り巻く環境2 〜関連政策、規格の動向〜
4-3 押出法ポリスチレンフォームにおける最近の技術動向 〜更なる高性能化へ〜
4-4 押出法ポリスチレンフォームの今後の展望 〜市場拡大に期待〜
5.カネカの発泡プラスチック製品 〜環境への貢献は断熱材だけではありません〜
【質疑応答 名刺交換】
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第3部 次世代住宅における建材・断熱材の役割と要求特性、今後の展開
【15:00-16:15】
講師:(株)ミサワホーム総合研究所 取締役 工学博士 栗原 潤一 氏
【キーワード】
1.居住者の認識
2.諸外国の動向
3.新しい断熱材
【ご経歴】
1978年ミサワホーム(株)入社以来、住宅の省エネルギー性能向上、自然エネルギー利用、住宅用太陽光発電、「ゼロエネルギー住宅」等の開発に従事。
2008年より(株)ミサワホーム総合研究所 取締役
【プログラム】
1.住宅におけるエネルギー消費
1-1 近年の動向
1-2 統計値と居住者の認識
2.住宅の省エネルギー性能
2-1 諸外国の動向
2-2 わが国の動向
3.住宅用断熱材の分類
3-1 繊維系断熱材
3-2 発泡プラスチック系断熱材
3-3 その他の断熱材
4.新しい断熱材の例
4-1 真空断熱材
4-2 塗料系断熱材
5.要求される事項
5-1 断熱性能(初期性能と経年変化)
5-2 その他の性能(防火性能等)
5-3 JIS等の評価基
【質疑応答 名刺交換】
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<主催会社・お問い合わせ>
(株)AndTech
TEL:050-3538-1954
e-mail:info▲andtech.co.jp(▲は@に変換ください)
主催会社ホームページ:http://www.techzone.jp/
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【登録日】2011.11.16