一般財団法人環境イノベーション情報機構
有機ELにおける輝度向上・光取り出し高効率化・信頼性向上技術
【募集期間】| 2011.10.01〜2011.11.27

最新の封止方法、シール材への要求、新規ガラスシールでの封止方法とは?
★有機ELのバリア性の評価ポイントである、フィルム・シール材の評価!
★塗布型高分子材料での高効率化を図る素子設計とは!
【講 師】
第1部 名古屋大学大学院 工学研究科 電子情報システム専攻 准教授 森 竜雄 氏
第2部 Novaled AG Japan Dr. Philipp Wellmann 氏
第3部 有限会社ホーセンテクノ 取締役 兼 株式会社日立ハイテクノロジーズ テクニカルコンサルタント 大谷 新太郎 氏
第4部 有限会社アイパック 代表取締役 越部 茂 氏
第5部 山田化学工業株式会社 研究開発部 長谷 知行 氏
【会 場】
東京中央区立産業会館 4F 第1集会室
【東京・中央区】都営浅草線・東日本橋駅より徒歩4分など
【参加費】
【早期割引価格】1社2名まで56,700円(税込、テキスト費用を含む)
※但し11月14日までにお申込いただいたTech-Zone会員に限る。会員登録は無料
※11月14日を過ぎると【定価】1社2名まで59,850円(税込、テキスト費用を含む) となります
第1部 有機EL素子における正孔注入層・輸送層改善による高性能化・高信頼化
【10:00-11:15】
講師:名古屋大学大学院 工学研究科 電子情報システム専攻 准教授 森 竜雄 氏
【講演趣旨】
有機EL素子において、正孔注入層は単に正孔注入を促進するだけでなく、デバイスの高効率や安定性に大きく寄与している。また、正孔輸送材料は有機EL素子を構成している材料の中で最もガラス転移点の低い構成材料であり、その安定化は高信頼化につながってきた。本講習会ではこのあたりについて講演する。
【プログラム】
1.有機ELの特徴
1-1 各層の役割
1-2 それぞれの有機材料の性質
2.有機EL素子における正孔注入層の役割
2-1 正孔注入層とは
2-2 正孔注入層による特性向上
3.有機EL素子における正孔輸送層の役割
3-1 正孔輸送材料の展開
3-2 正孔輸送材料の安定化と高信頼化
4.SAMを利用した有機EL素子
4-1 SAMとは
4-2 SAMによる特性向上
4-3 SAMによる安定化
【質疑応答】
第2部 Advanced high performance OLEDs using PIN-Technology
※ 本項のみ講演・資料は英語となります。ご容赦ください。
【11:30-12:45】
講師:Novaled AG Japan Dr. Philipp Wellmann 氏
【講演キーワード】
1.Novaled PIN OLED Technology
2.Low voltage and high power efficiency
3.Long lifetime
【講演主旨】
Organic Light Emitting Diodes (OLEDs) have shown great potential for display and lighting applications. For a successful commercialization, high performance is an important success factor. This can be achieved using p- and n-type doping . The Novaled PIN-OLED® Technology uses novel organic dopants to create OLEDs with outstanding power efficiency and long lifetime.
In this presentation PIN-Technology will be introduced in general and the resulting high performance demonstrated.
【プログラム】
1. PIN Technology introduction
2. Introdcution Novaled
3. Latest results from Novaled
4. Novaled OLED Lighting prototypes
5. Summary
6. Qs and As
第3部 有機EL用バリアフィルム・シールの透過性・バリア性評価技術
【13:30-14:45】
講師:有限会社ホーセンテクノ 取締役 兼 株式会社日立ハイテクノロジーズ テクニカルコンサルタント 大谷 新太郎 氏
【講演主旨】
ガスバリア性評価試験は、高分子膜が気体の透過を遮断する特性を利用して開発された
製品のガスバリア性求める評価方法である。このような評価を必要とする産業分野は多岐にわたり、樹脂・2次加工フイルム分野、食品・製薬包装分野、ペットボトル・容器分野
があり、近年新たに注目を集めているのがデイスプレイ関連部材分野、太陽・燃料電池分野である。
従来の評価目的は食品の酸化・腐敗防止包装のバリア性試験である。近年では液晶保護膜、
有機EL膜用ガラス基板代替フイルム及び封止材の酸素・水蒸気遮断性や太陽電池バックシートの水蒸気遮断性に加えて、ガラスと樹脂との界面透過や樹脂の端面透過の評価が重要視されている。
しかしながら食品包装に求められるガスバリ性と有機EL関連部材に求められるガスバリア性は数桁も違う。そのためガスバリア性評価に対する試験時間も極端に長くなり、また高分子膜だけでは要求バリアレベルが得られないので、無機物との複合膜の開発が急務となっている。このため製品評価を正確にかつ迅速に実施することが重要であり、バリア性評価技術が重要な要素となっている。
本セミナーにおいては製品開発のスピードアップと製品コスト低減に直接寄与する評価方法・評価装置および評価技術について事例に基づいて概説すると共に加速試験条件とされている85℃・85%RH試験システムについてのテスト結果も報告する。
【講演キーワード】
1.85℃・85%RH水蒸気・酸素透過率試験システム
2.ハイバリア測定のスピードアップ化
3.ガラスと樹脂間の界面透過、封止材の端面透過
【プログラム】
1.ガスバリア性評価の方法
1-1 機能性包装材料の試験項目
1-2 等圧法における気体透過膜測定原理の分類と特長
1-3 各分野で要求されるガスバリア値
2.等圧法の測定原理とバリア値のキャリブレーション
2-1 水蒸気透過率の測定において。重量法、赤外線法、感湿センサー法
2-2 カップ法・IR法とRH法との相関性について、事例に基づき説明
2-3 酸素透過率の測定(クーロメトリック法)と炭酸ガス透過率の測定(赤外線法)
3.ウルトラハイバリアフイルム・膜の水蒸気バリア性評価方法〜等圧法による
3-1 いろいろな水蒸気透過率測定方法と推定検出限界値
3-2 超高感度水蒸気測定装置モコンAQUATRANの紹介
3-3 AQUATRANの測定原理
3-4 AQUATRANで見える世界〜クラック発生現象とその対策
3-5 ガラスとの界面透過、封止材の端面透過の測定方法
4.バリア性評価のスピードアップと測定精度との関連〜測定事例に基づいて
4-1 システムリーク率の正確な求め方
4-2 高温高湿度での測定方法〜85℃/85%RH試験システムの紹介と実用化
4-3 アレニウスプロットによる方法
4-4 予測曲線ソフトによる方法
4-5 ガスバリ性試験装置の感度保証とその検証方法
5.フイルム測定における知っておきたい重要なポイント
5-1 テストガス透過方向による測定バリア値の差〜測定事例から
5-2 サンプル取付けシール用グリースの種類とバリア性
5-3 装置設置標高差による測定結果の相違
6. 最終製品形状でのガスバリア性試験の紹介〜ペットボトル、プリン容器、PTP、太陽電池パネル
7. 補足〜日本と世界のガスバリア性評価試験規格
【質疑応答】
第4部 有機EL用封止シール材技術と信頼性向上
【15:00-16:15】
講師:有限会社アイパック 代表取締役 越部 茂 氏
【プログラム】
1 有機EL:有機EL素子の概要について
2有機ELの封止技術:有機EL装置の概要について
2-1 封上方法
2-2 代表構造
2-3 封止用部材
3樹脂封止型有機ELの課題:樹脂封上の実現に向けて
3-1 樹脂封止材料とその課題
3-2 市場情報
4ガラス封止型有機ELの課題:ガラス封上の実現に向けて
4-1 ガラス封止材料とその課題
4-2 市場情報
5有機EL封止材料の課題:封止材料の信頼性向上に向けて
6競合技術:有機ELの競争相手について
6-1面光源
6-2表示装
【質疑応答】
第5部 蛍光色素を用いた塗布型高分子電界発光素子(PLED)の開発
【16:30-17:45】
講師:山田化学工業株式会社 研究開発部 長谷 知行 氏
【講演主旨】
有機電界発光素子は、その特徴によりディスプレイ用途、照明用途等様々な応用展開が検討されているものの、効率、寿命等課題が多いのが現実である。素子構成のみならず、発光材料についてもさらなる開発が必要である。
本講演では、発光効率を向上させるための新たな材料開発を中心に紹介する。
【プログラム】
1.はじめに
2.高効率発光材料の探索3.単色での色素分散型有機電界発光素子
2-1 計算化学による発光材料探索
2-2 発光材料の物性
3.単色での色素分散型有機電界発光素子
3-1 青色発光材料による有機電界発光素子
3-2 緑色発光材料による有機電界発光素子
3-3 赤色発光材料による有機電界発光素子
4.白色有機電界発光素子
4-1 2色混合系白色発光素子
4-2 3色混合系白色発光素子
5. 高効率化を目指して
5-1 光取り出し効率向上
【質疑応答】
【登録日】2011.10.25