一般財団法人環境イノベーション情報機構
水は誰のものなのか
21世紀は「水の世紀」といわれます。
世界では安全な飲料水にアクセスできない人が10億人以上、毎年300〜400万人が水に関連した病気で死亡しています。特にアジア・太平洋地域での水問題は深刻です。一方で、IMF・世界銀行の介入による水道事業の民営化、多国籍大企業による水の商品化は加速し、基本的な権利としての「水」、公共財としての「水」はますます脅かされています。
そうした中で、「第1回アジア・太平洋水サミット」が、2007年12月3日〜4日、大分県別府市で開催されます。このサミットは「水」をテーマとする世界初の国家首脳レベルの会合で、2〜3年に1度開催されることが第4回世界水フォーラム(2006年・メキシコシティ)で決定されました。
「多様なステークホルダー(利害関係者)が参加する市民に開かれたサミット」と喧伝されているにも関わらず、決定プロセスは閉ざされています。グローバル水企業の影響を受け、「水の民営化」を展開する機関や団体が名を連ねる運営委員会によって開催されている点も問題です。
このサミットには、水の民営化・商品化、グローバル化がもたらす諸問題について取り組むアジア各国のNGOや活動家が来日し、さらなる民営化・商品化が進まないように提言をします。その中の1人であるジョゼフィーナ・ドゥマウラ・パラッタオさんをお招きして、水道民営化・商品化の問題点、グローバルな市民の政策提言の可能性についてお話をうかがいます。ぜひご参加ください。
日時●11月27日(火)
18:30〜21:00
(開場18:00)
会場●総評会館 501会議室
東京都千代田区神田駿河台3-2-11
資料代●500円
【プログラム(予定)】
◆「第1回アジア・太平洋水サミット」の
内容と問題点
◎佐久間智子さん(「環境・持続社会」研究センター(JACSES)
【登録日】2007.11.20