一般財団法人環境イノベーション情報機構
どうかわる・どうかえる−最新の科学動向と科学博物館の使命
どうかわる・どうかえる
−最新の科学動向と科学博物館の使命−
● 趣旨
科学博物館の社会的使命は,後世に残すべき自然や科学・技術史の知的財産をコレク
ションとして保管し,それらを将来にわたって有効に活用することです.展示,教
育,普及,研究と博物館に求められる役割は多岐にわたりますが,その根幹は研究と
コレクションの継承・充実であり,蓄積の歴史的結果です.はるか昔から現在まで,
さらに将来とも,このことに疑問の余地はありません.
質の高いコレクションの効果的な収集や活用は,最先端の研究活動が前提にあっては
じめて可能で,その成果がすぐれた展示に反映されます.研究活動は,その時々の科
学の到達点によって刻々と変わっていくものである以上,博物館活動もその時々の科
学の動向と無縁ではありえません.
本セミナーでは,国立科学博物館が 4月1日をもって独立行政法人に変わるのを契機
に,科学の第一線で活躍され,深い学識のある諸先生に,最新の研究動向や博物館の
今後の方向を語っていただき,科学博物館の望ましい将来を考えてみます.知的魅力
にあふれ,創造的な科学博物館にしていくために,活発な討論が行われることを期待
しております.
● プログラム
13:00 開 会
あいさつ 林田英樹 (国立科学博物館長)
基調講演
13:10 日高敏隆 (滋賀県立大学長): ヒトゲノム時代の博物館
13:55 堀田 満 (鹿児島大学理学部長): 生物種を絶滅から護る博物館の役割−
南西諸島地域を例にして
14:45 −休 憩−
14:55 平 朝彦 (東京大学海洋研究所教授): 大型深海掘削船による未踏の世界
への挑戦
15:40 石川英輔 (作家): 科学博物館を楽しむ
16:25 −休 憩−
16:40 パネルディスカッション どうかわる・どうかえる,科学博物館
コーディネーター 斉藤靖二 (国立科学博物館地学研究部長)
●日 時: 4月8日(日) 午後1時00分〜午後5時30分
●場 所: 国立科学博物館分館:研修研究館4階講堂
新宿区百人町3−23−1
●参加費: 無料
●申込み: 住所,氏名,電話番号を記入した電子メールによる申込みを受け付けま
す.会場の都合で先着100名まで.
●連絡・お問合せ:〒169-0073 新宿区百人町3-23-1, 国立科学博物館分館セミナー
係 電話 03-3364-2311,メールアドレスseminar@kahaku.go.jp
-------------------------------------------
科学博物館のもうひとつの顔
― 科博ラボ(研究室・資料庫)公開 ―
4月8日(日):午前10:00 - 12:00
場所:国立科学博物館新宿分館(新宿区百人町3−23−1)
入場は無料.子供から大人まで,誰でも歓迎します.
国立科学博物館研究部門の標本収蔵庫と研究室をのぞいてみませんか? 上野とはま
た違った雰囲気の新宿分館へ,ぜひお越し下さい.
・通常は専門家しか見ることのできない,多くの標本を公開します.
・当館所属の第一線の研究者たちが,それぞれの専門分野や,現在行っている研究活
動について,わかりやすく解説します.
自然を理解するためには,自然物の標本に基づく研究が欠かせません.また,近代
科学・技術の発展の歴史も,実物資料に基づいて探究する必要があります.当館で
は,世界の他の一流博物館と同様に,ありとあらゆる生物,化石,岩石・鉱物,遺跡
出土古人骨,科学・技術資料などの標本を収集・管理し,自然科学および科学・技術
史の研究に役立てています.これは,展示・一般教育普及活動と並ぶ,博物館の最重
要の社会的使命です.
展示場での学習だけでは,受け身姿勢になりがちです.しかし,実際の研究の現場
では,自分で新しい問題を発見し,そして新たな事実を探究することが,日常的に行
われています.こうした真の学術研究の雰囲気に触れてみませんか?
〒169-0073,
新宿区百人町3-23-1,国立科学博物館分館,03-3364-2311.
【登録日】2001.04.06