一般財団法人環境イノベーション情報機構
脱炭素化を実現するエネルギー電化によるイノベーション
【講師】
東京電力ホールディングス(株) 経営技術戦略研究所
リソースアグリゲーション推進室 兼
技術戦略ユニット技術統括室 プロデューサー
矢田部 隆志(やたべ たかし) 氏
【重点講義内容】
地球温暖化問題への実践的対応が世界共通の大きな課題となっており、地球環境の保全と経済発展の両立が求められている。近年、世界のトレンドは、太陽光発電や風力発電等、再エネ発電の建設費用低廉化に伴い、需要側の電化推進に脚光が浴びている。日本も産業・運輸を中心に化石燃料を直接燃焼している需要が最終エネルギー消費の75%を占めており、需要の電化が期待される。この電化を進めるうえで必要な対策について概説する。
1.温暖化対策はグローバルな投資指標
2.需要側での電化推進
3.環境対策による経済成長と電化の役割
4.電気利用を阻む課題と解決策
5.世界の潮流とUtility3.0への対応
6.質疑応答/名刺交換
【講師プロフィール】
電力負荷平準化機器・システムの開発・普及促進や省エネ技術であるヒートポンプの普及促進に従事。省エネルギー技術戦略WG委員、産業電化研究会委員、NEDO委員などにも委嘱される。
2018年7月より現職。現在、主として東京電力グループでのエネルギー利用・電化技術の方策策定に従事。
著書に「図解ヒートポンプ(オーム社)」などがある。
【登録日】2019.04.05