一般財団法人環境イノベーション情報機構
東京電力におけるデジタル化の方向性
【講師】
東京電力ホールディングス株式会社
技術・環境戦略ユニット技術統括室 技術戦略担当 兼
カイゼン担当 兼
渉外・広報ユニット 国際室
馬橋 義美津(うまはし よしみつ) 氏
【重点講義内容】
電力事業を取り巻く環境は、2020年の法的分離に向け大きく動き出している。電力事業の将来像を示したUtility3.0では、事業環境変化のドライバとして技術面においてはデジタライゼーションをあげており、電力会社にとってデジタル化による効率化は将来の事業の成否を左右する必須要件となっている。
そこで本講演では、東京電力のデジタル化を例に電力会社が目指すデジタライゼーションについて解説する。
1.電力会社を取り巻く環境の変化
2.電気事業の将来像
3.電力事業におけるデジタル化の注力領域
4.電力ネットワークのデジタル化
5.付加価値サービスの提供
6.まとめ
7.質疑応答/名刺交換
【講師プロフィール】
1992年 慶應義塾大学理工学研究科電気工学専攻修士課程修了
同年東京電力入社。入社後、主に系統現象の分析と技術課題検討に従事し、山梨支店設備計画GM、本店技術部電力取引GM、本店技術部電源計画GM、東京電力PG系統計画室系統技術GMを経て、
2018年10月より東京電力HD技術・環境戦略ユニット技術統括室技術戦略担当を担務。
現在、東京電力グループ全体の技術戦略の策定を行っている。
【登録日】2019.02.14