一般財団法人環境イノベーション情報機構
水素エネルギーで飛躍するビジネス
【講師】
武蔵野大学 客員教授/環境エコノミスト
西脇 文男(にしわき ふみお) 氏
【重点講義内容】
燃やしてもCO2を出さない水素を化石燃料に代る基幹エネルギーとして利活用する「水素社会」の実現に向けて、いま世界は動き始めています。この分野で日本企業は、家庭用燃料電池(エネファーム)や燃料電池自動車(FCV)を世界に先駆けて市場化する等強い競争力を発揮しています。
また、水素には化石燃料の代替という以外に「エネルギーキャリア」という、将来のエネルギー社会の中核となる機能が期待されています。
本講演では、水素エネルギー利活用の技術面・経済面の課題と展望、関連企業の取り組み状況等について、わかりやすく解説します。
1.水素エネルギー関連ビジネスは巨大市場に成長する
2.燃料電池市場の現状と展望、および関連企業の最新動向
3.FCVと水素ステーションの現状と展望、および関連企業の最新動向
4.水素の製造・輸送・貯蔵の最新技術動向および関連企業
5.エネルギーキャリアとして期待される役割と広がる可能性
6.水素社会の実現を目指して
〜注目される実証事業、水素社会の将来展望
7.質疑対応/名刺交換
【講師プロフィール】
西脇 文男(にしわき ふみお) 氏
1946年2月生。1968年4月 日本興業銀行入行。同行取締役、興銀リース(株)副社長、DOWAホールディングス(株)常勤監査役を歴任。2013年9月より武蔵野大学客員教授。
著書:日本の国家戦略「水素エネルギー」で飛躍するビジネス(東洋経済新報社)、再生可能エ ネルギーがわかる(日本経済新聞出版社)、レアメタル・レアアースがわかる(日本経済新聞出版社)など。訳書:FEDウォッチング(D・ジョーンズ著 日本経済新聞社)。
【登録日】2018.09.05