一般財団法人環境イノベーション情報機構
経済的に自立した再生可能エネルギーの実現
【講師】
株式会社スマートエナジー研究所 ファウンダー・チーフコンサルタント
中村 良道(なかむら よしみち) 氏
【重点講義内容】
分散エネルギーシステム(太陽光発電、燃料電池)のインテリジェントな電源の企画開発におよそ25年携わる。その経験を基に、持続可能な低炭素社会の実現へ向けて「地産地消型エネルギーシステム」のビジョンづくりやモデルづくりを行う。最近では、各種分散エネルギーシステムを無理なく統合する手法の実現へ向けて、ローカルVPP成功の3つの柱(一括受電、地域内融通、ブロックチェーン技術の活用)を掲げコンサルティング活動を行う。2018年4月ブロックチェーンによる分散エネルギー情報基盤アライアンス(DELIA)を福岡のNPO QUESTと共に立ち上げる。
1. 背景
(1)再エネシフト
(2)革新的な分散エネルギー市場を創り出す
(3)分散エネルギーは地産地消へ
2. 分散エネルギーの本質の探索
(1)自然観に学ぶ
(2)地産地消のエネルギーシステムについて
(3)分散エネルギー統合化の意味
3. ローカルVPPのコンセプト
(1)ローカルVPPのビジネスパッケージ
(2)分散エネルギー統合化の未来像
(3)ブロックチェーン技術を如何に活用するのか
4. ブロックチェーンの活用へ向けて
(1)ブロックチェーンとは
(2)地産地消型エネルギー分野への応用の取り組み
(3)ブロックチェーンによる分散エネルギー情報基盤アライアンス
5. 分散エネルギー経済圏の実現へ向けて
(1)分散エネルギーを普及、維持、成長する仕組み
6. 質疑応答/名刺交換
【講師プロフィール】
1980年 芝浦工業大学工学部電気工学科卒、株式会社スマートエナジー研究所 ファウンダー・チーフコンサルタント、特定非営利活動法人NPO QUEST理事、アライアンス(QUEST内)
ブロックチェーンによる分散エネルギー情報基盤アライアンス(DELIA)代表、福岡スマートハウスコンソーシアム代表、横浜スマートコミュニティ副代表、芝浦工業大学電気工学科非常勤講師、九州工業大学大学院客員教授、電気学会家電民生技術委員会、ローカルVPPをめざす分散エネルギー技術調査専門委員長
【登録日】2018.08.22