一般財団法人環境イノベーション情報機構
JCESC中国環境セミナー(第32回)製造業拠点向け中国環境規制対応〜2024年の法令・政策動向とその対応〜
【募集期間】| 2023.12.25〜2024.02.10 最近の中国環境規制の厳格化により、製造業を主とする日系企業の経営上の問題点の中で、環境経営リスクは高まっています。
中国では2020年にカーボンニュートラルの大方針を打ち出し、2021年から第14次五ヵ年計画で環境新方針を導入し、2023年から運用強化を進め、特に大気汚染対策、産廃対策、騒音対策、環境情報公開、化学物質環境管理等の分野で顕著です。
中国進出日系企業が環境処罰されるケースはいまだ多発しているほか、サプライヤが環境処罰で供給不能になるケースも見られます。
そこで本セミナーでは、企業目線から見た中国環境規制の最新動向と今後の方向性、企業対応等を3時間かけて詳説します。つきましては多くの皆様にご参加いただきたく、ご案内申し上げます。
□日時:2024年2月15日(木)14:00〜17:15
(途中休憩あり)
□テーマ:製造業向け中国環境規制対応
〜2024年の法令・政策動向とその対応〜
□会場:東京品川区
□講師:日中環境協力支援センター 大野木取締役
□主な対象:
中国に工場を持つ製造業企業の環境・法規担当
□定員:40名
※定員になると受付終了するため、早めに申込下さい
□プログラム
第1章 近年の中国環境規制の動き
・第14次五ヵ年計画における環境規制
・習近平政権第3期で起こりうる環境規制変化
・環境法令と環境保護基準及び主な地方の環境規制
・2023年12月に公布された新たな大気汚染対策計画
第2章 制度別環境規制
・全体像(環境アセス、排出許可、環境税、清潔
生産、排出基準等)と最近の変化
・環境アセスと排出許可の連携、モニタリング、
環境情報開示、環境重点企業リスト
第3章 分野別環境規制
・全体像(大気、水、廃棄物、土壌、騒音、省エ
ネ、CO2)と最近の変化
・VOC排出規制、廃棄物対策と騒音汚染対策
第4章 その他環境関連制度
・カーボンニュートラル:エネ消費・CO2規制、既
存環境制度への浸透、カーボンフットプリント
・低炭素取引:CO2排出権やCCER・省エネ量・エネ
利用権・グリーン電力証書
・グリーン製造業:製品、工場、工業団地、供給網
・化学物質環境規制:有毒有害化学物質環境リスク
管理、新汚染物対策、新倉庫基準
・国際的環境規制の影響:POPs条約、水俣条約、
EU炭素関税、EU電池指令等
・2024年以降に制改定される見込みの環境法令制
度と環境規制の先読み方法
第5章 環境処罰と日系企業の対応方法
・環境処罰の概要:処罰の影響、改正環境行政処罰
弁法、処罰の種類、初動対応
・日系企業やローカル企業の環境処罰事例
・日系企業の環境対応方法:情報収集、自社実態把
握、社内制度、立入検査・処罰への対応
・工場向け環境順法診断の概要とチェックリスト
第6章 当社の中国内企業環境管理支援業務
質疑応答
※コンテンツは、最新の動向を踏まえ変更する可能性があります。
※講演2週間以内に 最終版の講演資料PDF版を送信
【登録日】2023.12.25