一般財団法人環境イノベーション情報機構
枝廣淳子主宰 第57回異業種勉強会『地方創生への企業の役割』(2019年11月26日(火))
イーズ未来共創フォーラムでは、業種やセクターを超えて「共創力をはぐくむ場」を提供し、
「共創のための作法と力」を身につけるために、異業種勉強会を2ヶ月に一度のペースで開催しています。
今回は「地方創生への企業の役割」をテーマに開催します。
https://www.es-inc.jp/network/forum/2019/nwk_id010139.html
人口急減・超高齢化という日本の直面する大きな課題に対し、政府一体、各地域でもそれぞれの特徴を活かした自律的で持続的な社会を創生することを目指し、取り組みが進められています(平成26年12月「まち・ひと・しごと創生長期ビジョン・総合戦略」閣議決定)。しかし、なかなか状況が改善されない現実があります。
今年度、私も委員を務めた第2期の「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の策定では、特に、経済活動の観点から企業の役割への期待が大きくなっています。
地方の企業にとってはもちろんのこと、たとえ大都市を本拠地とする企業であっても、日本の地方が疲弊せず、経済や暮らしが成り立ちつづけることは、自社の持続可能性にとっても大事なことです。とくに、SDGs(持続可能な開発目標)への取り組みは地域や社会と手を携えて進めていく必要があります。
企業は地方創生にどのような役割を期待されているのでしょうか?また、実際に関わっている企業は具体的にどのような活動をしているのでしょうか。また、地域から見た企業の望ましい関わり方はどのようなもので、どこからどのように始めたらよいのでしょうか?
今回はゲストスピーカーとして、政府(内閣府)・企業(ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス)・地域(北海道 下川町)・地域NPO(長野 伊那里イーラ)の皆さんをお招きします。それぞれの立場でこれらの課題についてお話しいただき、多様な視点をヒントに、みんなで自分の組織・地域に引きつけて考えを深めていきます。
また、私が関わっている下川町・海士町・南小国町・上勝町などの地方創生にどのようにお手伝いをさせていただいているのか、またその経験から感じている課題と希望についてもご紹介させていただきます。
ぜひ奮ってのご参加をお待ちしています!
枝廣淳子
【登録日】2019.11.08