一般財団法人環境イノベーション情報機構
シンポジウム「環境教育+自治体の公費節減+CO2削減=フィフティ・フィフティ」
【募集期間】| 2006.07.27〜2006.08.23 省エネの環境教育を行いながら、自治体の経費を節減し、地球温暖化防止にも貢献する―ドイツで始まった経済的インセンティブを活用した省エネプログラム「フィフティ・フィフティ」の導入が各地で進んでいます。
FoE Japanでは、環境省委託「平成16年度地域協同実施排出抑制対策推進モデル事業」の一環として、杉並区の小中学校6校のモデル校でフィフティ・フィフティを導入しました。平成17年度からは成果を受け区内全67校を対象とし、現場の省エネ活動用の環境監査教材を導入して実施しています。
また、先進事例の調査を行い、それらを紹介するシンポジウム「エコロジーでエコノミーな省エネ教育」を2005年2月に開催。多くの自治体関係者、教育現場の方々の反響を呼びました。開催以降、同様のプログラム導入に踏み切った自治体は倍増し、現在約35自治体で実施しています。(FoE Japan2005年7月時点調査)
今回のシンポジウムでは、ドイツの研究機関からゲストを招き、新たな段階へ進んでいるドイツのフィフティ・フィフティを紹介した後、各地の事例報告を受け、パネルディスカッションでより効果的なシステムを探ります。昨年末に行った全国自治体へのアンケート調査結果のなかから、様々な導入の経緯や発展的なアイディアも紹介しますのでお楽しみに。
皆さんの地域でも始められる省エネ教育について、一緒に考えましょう。
【日時】 8月25日(金) 13:30〜16:30(開場13:00)
【会場】 国立オリンピック記念青少年総合センター国際会議室(東京・代々木)
Tel:03-3467-7201
会場地図:http://nyc.niye.go.jp/facilities/d7.html
【定員】 200名
【資料代】 500円(FoE Japanサポーター無料)
【プログラム】(同時通訳あり)
第1部 基調講演「ドイツの学校の気候保全プロジェクト フィフティ・フィフティ
〜その成果と展望」
環境問題独立研究所 ハルトムート・オスヴァルト氏
第2部 事例報告「日本の光熱水費節減還元システム例」
埼玉県所沢市 教育委員会学校教育部学校教育課 山口 勝彦 氏
環境クリーン部環境総務課 前田 広子 氏
愛媛県松山市環境部環境事業促進課 半田 丈士 氏
岡山県玉野市教育委員会庶務課主査 河田 正人 氏
山形県酒田市教育委員会管理課管理係 白崎 好行 氏
第3部 パネルディスカッション「還元システムを生かした環境教育の未来」
質疑応答
【お申込み】8月23日(水)までに下記申し込みフォームよりお申し込みください。
http://www.foejapan.org/event/event_form.html
【問合せ】 省エネ・自然エネルギープロジェクト(softenergy@foejapan.org)まで
Tel: 03-3951-1081 Fax: 03-3951-1084
【後援】 環境省(申請中)、文部科学省(申請中)、財団法人省エネルギーセンター、ドイツ大使館
<ゲストプロフィール>
ハルトムートオスヴァルト − Hartmut Oswald
1964年生まれ。理学修士(物理学専攻)。経済工学科修士。
1991年より環境問題独立研究所(UfU)所属学術研究員として気候保全、環境教育分野を担当。
※環境問題独立研究所(UfU: Unabhangiges Institut fur Umweltfragen)
持続可能な経済社会を目指し、気候保全と教育、環境権と市民参加、騒音、景観生態学野分野で活動する環境問題研究所兼市民組織。ベルリンでのフィフティ・フィフティ実施にアドバイザーとして関与し、ドイツ全体での事例調査、Climate Allianceとともにフィフティ・フィフティ・プラスの運営等も行なっている。
【登録日】2006.07.27