一般財団法人環境イノベーション情報機構
循環ワーカー養成講座「エココミュニティへの挑戦!」
【募集期間】| 2006.06.13〜2006.10.24 循環ワーカー養成講座は、環境問題と循環型社会に関する基礎的な知識と新しい視点を提供する年6回の連続講座です。本年は、「エココミュニティへの挑戦!」というテーマの下、エココミュニティ(地域循環型社会/持続可能な地域社会)の形成に必要な実践的な理論と、いろいろな地域で試みられている事例を取り上げ、その実践者・研究者にお話をうかがいます。
月に1回程度、アフター5の開催なので、無理なく受講できます。
少人数の講座なので、講師、受講生の交流による人脈の拡大と知恵の循環が図られます。
受講料1万円には循環研の会費(年間6千円)も含まれます。
全6回のうち5回以上の参加者には修了証と記録集をさしあげます。
【講座内容】
<第1回目・6/20(火)>
【講座タイトル】
環境自治体の現状と今後の展望−市民によるエココミュニティづくり
【講師】
須田 春海 (環境自治体会議事務局長)
<第2回目・7/12(水)>
【講座タイトル】
パーマカルチャーとエココミュニティ−神奈川県藤野町での試み
【講師】
設楽 清和 (パーマカルチャー・センター・ジャパン事務局長)
<第3回目・8/4(金)>
【講座タイトル】
土づくりとまちづくり−栃木県高根沢町での試み
【講師】
高橋 克法 (栃木県高根沢町町長)
<第4回目・9/27(水)>
【講座タイトル】
環境収容力に見合う生活づくり
−エコロジカルフットプリントの理論と応用可能性
【講師】
和田 喜彦 (同志社大学経済学部助教授)
<第5回目・10/3(火)>
【講座タイトル】
自然エネルギーとまちづくり−長野県飯田市での試み
【講師】
池戸 通徳 (長野県飯田市水道環境部環境課環境政策係)
<第6回目・10/24(火)>
【講座タイトル】
国境を越える環境共同体−アジアの環境問題をめぐって
【講師】
寺西 俊一 (一橋大学大学院経済学研究科教授)
※講師の都合等により、講座内容、日程が一部変更になる場合がございますのでご了承ください。
連続6回の講座(1回2時間程度。講義90分、質疑応答・意見交換30分)
対象: 環境問題に関心をもつ一般市民、学生、企業・団体の環境担当者など
受講料: 全6回1万円(循環研会費1年分込み)
各回とも個別講座を単独で受講される場合は、非会員2,000円/回 循環研会員1,000円/回となります。
なお、学生の方は受講料が半額になりますので、当日証明できるものをご持参ください。
定員: 30名(定員になり次第、締め切らせていただきます)
開催時間・場所: 各回とも18:30〜20:30(開場18:00〜)
ノルドスペース セミナールーム
(東京都中央区京橋1-9-10フォレストタワー8階)
【申込み方法】
1.循環研Webサイト内のイベント案内ページのフォームを利用する
https://secsvr.com/nord-ise.com/junkan/j_worker_course/j_worker_course2006.html
2.以下の「ここから〜ここまで」の部分に必要事項を記入して、
循環研事務局(junkan@nord-ise.com)へ返信する
(メールのタイトルは「6/20循環ワーカー養成講座申し込み」)
-----6/20 出欠連絡(要返信)ここから-----
【お名前】:
【メールアドレス】:
【ご年齢】:
【今後循環研からe-mailでイベント案内をお送りしてもよろしいですか?(該当するものを一つ選択し、不要なものは削除)】
はい、送ってください
いいえ、必要ありません
【備考】
※全6回分をお申し込みされる方、もしくは第1回目以外もお申し込みされたい方は、その旨こちらに一言ご記入下さい。
-----6/20 出欠連絡(要返信)ここまで-----
【講師のプロフィール】
須田 春海(すだ はるみ)
東京都政調査会勤務を経て、市民運動全国センター世話人(1980年〜現在)。環境省・全国温暖化防止活動推進センター長、法政大学大学院客員教授、太陽光発電所ネットワーク代表などを歴任。現在、市民立法機構共同事務局長/環境自治体会議事務局長/東京自治研究センター副理事長/日本インターネット新聞JANJAN編集員などを兼務。編著「政策提案型市民運動のすすめ」「環境自治体の創造」「市民立法入門」「市民自治体−社会発展の可能性」など。
高橋 克法(たかはし かつのり)
1957年12月7日栃木県高根沢町に生まれる。いて座のO型。大学を卒業後、ジャーナリストを志すが夢破れ、勉強ができて飯が食べられるという理由で国会議員秘書となる。1996年栃木県議会議員。1998年8月現職町長の急逝により町長選に出馬。高根沢町長に就任、今日に至る。趣味は炭焼き。
設楽 清和(したら きよかず)
1956年生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒業後、新潟で農業に従事。その後、環境と人間のあり方を研究対象とし、ジョージア大学大学院で人類学を専攻。帰国後、神奈川県藤野でパーマカルチャー(オーストラリアで生まれた考え方で、持続可能な環境を作り出すためのデザイン体系)の日本型モデルを確立するために、センターを設立。現在、パーマカルチャー・センター・ジャパン事務局長。様々なワークショップを通じ、身の回りのあらゆる動物・植物・建築・エネルギー・コミュニケーションなど多種多様な要素を活かす生活スタイルのデザインを提案している。
和田 喜彦(わだ よしひこ)
長野県生れ。1985年横浜市立大学文理学部国際関係課程卒。(財)国際開発センター勤務等を経て、1990年よりカナダ・ブリティッシュ・コロンビア大学大学院コミュニティー地域計画学研究科修士課程に留学。同大学「健康的で永続可能なコミュニティーに関するタスクフォース」勤務(研究助手)等を経て、1999年同研究科博士課程修了(PhD)。2000年より札幌大学経済学部助教授。2003年より同志社大学経済学部助教授。専門はエコロジー経済学。
池戸 通徳 (いけど みちのり)
昭和57年4月、飯田市役所採用。水道業務、戸籍住民記録、市立病院建設、会計、企画、都市整備に従事し、平成16年4月から環境課勤務。(社)日本ネイチャーゲーム協会公認初級指導員、NPO法人自然体験活動推進協議会「CONE」会員、飯田市の体験教育旅行「天竜川ラフティング」ガイド、日本野外生活推進協会スウェーデン幼児環境教育「森のムッレ教室」「クニュータナ教室」リーダー、NPO法人自然環境復元協会「環境再生医」(教育啓発部門・中級)、長野県認定 「信州ふるさと案内人」。NGOナチュラルステップに共感し環境活動を展開、NPO法人ジャパンフォーサスティナビリティー会員、NPO法人南信州おひさま進歩理事、長野県地球温暖化防止活動推進員、環境省 「環境カウンセラー」(市民部門)。
寺西 俊一(てらにし しゅんいち)
1951年生まれ。京都大学経済学部卒業。一橋大学大学院経済学研究科教授。専門は環境経済学・環境政策論。 都留重人氏や宮本憲一氏等の影響を受け、環境経済学を専攻。アジア・太平洋環境会議功労賞受賞。『環境と公害』誌編集委員会幹事、日本環境会議理事・事務局長、環境経済・政策学会常務理事、日本経済政策学会理事、環境法・政策学会理事等を歴任。『地球環境問題の政治経済学』(東洋経済新報社)『新しい環境経済政策』(同前)『アジア環境白書』シリーズ(同前)『環境共同体としての日中韓』(集英社新書)『地球環境保全への途』(有斐閣選書)『地域再生の環境学』(東大出版会)等、監修・編著書多数。
【登録日】2006.06.13