一般財団法人環境イノベーション情報機構
「ウシガエル」のオタマジャクシと卵の除去作戦
(転送歓迎)
■早稲田大学所沢キャンパスB地区湿地における
特定外来生物「ウシガエル」のオタマジャクシと卵の除去作戦
砂川堀の源流にある早稲田大学所沢キャンパスB地区の調節池(溜池)に特定外来生物「ウシガエル」のオタマジャクシが数多く生息しています。
そこで、この調節池(溜池)の生態系を保全するため、特定外来生物「ウシガエル」になる前のオタマジャクシと卵の除去作戦を行います。
いかに卵を取ることができるかが、その後の繁殖に大きな影響をえるため、なるべく多くの皆さんにご協力をお願いします。
【日時】 6月18日(日) 13時〜16時30分 (小雨決行)
【集合】 13時に、早稲田大学所沢キャンパス バス発着場所「広場」
<埼玉県所沢市三ケ島2-579-15>
http://www.waseda.jp/jp/campus/tokorozawa.html
【交通】
・バス
西武池袋線小手指駅下車、「小手指駅南口」から
「早稲田大学」行きのバスで約15分。
行きは12:40発、帰りは17:30のバスがあります。
念のため時刻表をご確認下さい。
・お車
駐車場は大学の中に何箇所かあります。
集合場所の広場の横に駐車場がありますが、
そこが混んでいて駐車できない時は他の場所をご案内します。
【費用】 活動の費用は無料ですが、現地までの交通費は各自で御負担ください。
【内容】 特定外来生物「ウシガエル」のオタマジャクシと卵の除去
※外来植物(オオブタクサやアメリカセンダンクサ)などの除去も同時に行います。
【持物】 胴長、バケツ(卵捕り用)、投網、手網、ビン胴、飲み物、暑さ対策 等
※沼地内で作業のため、暑い場合でも胴長をご持参ください。
外来植物に参加される方は、軍手、長靴、鎌、汚れてイイ長袖長ズボン 等
【主催】 WAVOC(早稲田大学平山郁夫ボランティアセンター)
http://www.waseda.jp/wavoc/index-j.html
【共催】 早稲田大学環境調査室
http://www.nature.waseda.ac.jp/
【協力】 砂川流域ネットワーク
【問合せ】
早稲田大学自然環境調査室
電話:04‐2949‐5431
FAX:04‐2949‐5463
http://www.nature.waseda.ac.jp/
【参考】 特定外来生物「ウシガエル」について
特徴:
・大型で極めて捕食性が強く、口に入る大きさであれば、ほとんどの動物が餌となる。
・日本のみならずアメリカ合衆国でも最大のカエルで、頭胴長183mmに達する。
・水生傾向が強く、後肢の水かきはよく発達する。
・幼生も大型で、全長150mmになる。
・貪欲な捕食者で、昆虫やザリガニの他、小型の哺乳類や鳥類、爬虫類、魚類までも捕食する。
被害状況例:
・秋田県において、ウシガエルが侵入・定着した池で、かつては生息していたモリアオガエルが見られなくなったとの報告がある。
・アメリカ合衆国西海岸に本種が導入され、同属のアカアシガエルや他のカエル類が捕食、競合により危機的な状態に追い込まれている。
(出典)
・環境省 外来生物法 特定外来生物等一覧 「両生類」
http://www.env.go.jp/nature/intro/9list.html#ryousei
【登録日】2006.06.11