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イベント情報WWF REACHビジネスセミナー「欧州の新化学品規制案REACHでビジネスはどう変わる? 化学品ユーザー産業にとってのREACHの意味を考える」

WWF REACHビジネスセミナー「欧州の新化学品規制案REACHでビジネスはどう変わる? 化学品ユーザー産業にとってのREACHの意味を考える」

【カテゴリ】 健康・化学物質 その他(健康・化学物質)

【開催日】2005.09.16

【開催地】東京都


WWF REACHビジネスセミナー
欧州の新化学品規制案REACHでビジネスはどう変わる?
−化学品ユーザー産業にとってのREACHの意味を考える−

 現在EUでは従来の化学品規制を大幅に見直したREACHなる新化学品規制案についての議論も終盤に入ろうとしています。欧州においてビジネスを展開している企業は具体的な対応が求められますが、そうでない企業にとっても直接的、間接的な影響は免れません。そもそもこの新しい波は、1992年の地球サミットにおけるアジェンダ21及びリオ宣言を機に顕在化しはじめた国際的な流れであり、早晩わが国においても同様の議論は避けられないでしょう。
 REACHが従来の化学品規制と大きく異なる点の一つとして、化学品の製造/販売業者だけでなく、それらを使用するユーザー企業であっても安全性を評価した報告書を提出するなどの義務が生ずる場合があります。しかし何よりも、購入する化学品の安全性情報が入手できるようになり、より安全な製品を提供しやすくなるというメリットが考えられます。これまで日本ではユーザー産業の観点からのREACHに関する情報は限られておりました。
 そこでこの度欧州から2人のゲストを迎え、製造・加工業から、建設業、小売業などに至る幅広いユーザー産業にとってのREACHの意味を考えるセミナーを企画しました。REACHはほとんど知らないという方から日頃疑問を抱えている方まで、多様なユーザー産業のみなさまのご参加をお待ちしています。

1.日時:2005年9月16日(金)13:30〜17:00
2.場所:日本科学未来館(東京都江東区青海2丁目41番地)TEL :03-3570-9151(代表)
     みらいCANホール(定員300名)
3.対象:日本の化学物質のユーザー企業(downstream industries)
4.主催:WWFジャパン 
共催:日経BP環境経営フォーラム
協力:東京宣言推進実行委員会(有害化学物質削減ネットワーク/ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議/化学物質問題市民研究会/全国労働安全衛生センター連絡会議)
5.使用言語:日英同時通訳
6.参加費:3000円(WWFジャパン法人会員は2000円)
7.プログラム概要 
1)講演
@「REACHとはどんな制度か」           インガー・シェーリング
A「ビジネスにとってREACHはマイナスか?」      パール・ロザンダー
B「21世紀の経営と化学物質総合管理
 ―日本企業が新たな潮流に応えるための基盤整備と人材教育―」
増田優(お茶の水女子大学教授)

2)パネル討論
コーディネーター 中西清隆 (日経BP環境経営フォーラム)

8.セミナー申込方法:
下記内容を記載し、REACHセミナー係(
(houjin@wwf.or.jp)までメールでお申し込み下さい。複数名参加の場合も一名、一メールでお願いします。折り返し、受付票をメールでお送りします。定員を超過した場合はその旨ご連絡いたします。

1)社名:
2)業種:
3)部署:
4)役職:
5)氏名:
6)電話番号:
7)メールアドレス:
8)本セミナーのことを知った媒体:
9)REACHに関して知りたいこと、疑問などあれば:
以上

□講師略歴□

インガー・シェーリングさん Inger Schorling
現在、国連のSAICMで活動、前欧州議会議員。スウェーデンで生物学、地理学専攻。スウェーデン緑の党の創始者の一人。スウェーデン国会議員を経て1995 〜2004年まで欧州議会議員として環境、健康、消費者政策、特にREACH策定に関与。1997年〜1999年、議会内グリーン・グループ連合副代表。『EU 化学物質政策の探索ガイドREACH何が起きたのか、なぜ?』編者

パール・ロザンダーさん Par Rosander
現在、スウェーデンの環境NGO、ChemSec(国際化学物質事務局)代表。スウェーデン及びアメリカで化学及び政治科学専攻。スウェーデンの研究所のがん免疫部門に勤務後、1988年から1996年までグリーンピースで活動。その後、クリーンプロダクション、化学物質及び廃棄物問題などのコンサルタント業務に従事。2003年、新たに設立された化学物質政策のためのChemSec(国際化学物質事務局)の初代代表。

増田優
1973年に京都大学理学部卒業後、通商産業省に入省。生物化学産業課長、化学品安全課長、経済産業省製造産業局次長などを歴任。この間に、OECD化学品安全合同会合副議長をつとめるなど化学物質やバイオの管理にかかわる。2002年東京農工大学教授、副学長を経て、2004年より現職。

【登録日】2005.08.31

[財団法人 世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)]今後のイベント

登録者情報

【登録日】 2005.08.31

【登録者】世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)