一般財団法人環境イノベーション情報機構
全国星空継続観察(スターウォッチング・ネットワーク)平成17年度夏期観察
全国星空継続観察(スターウォッチング・ネットワーク)は、全国各地で一斉に、肉眼や双眼鏡を使った身近な方法によって星空観察を行うものです。参加者に光害や大気汚染などのない清澄な大気への関心を高めてもらうことを目的に、昭和63年(1988年)から、毎年2回(夏期及び冬期)実施している事業です。
環境省では、本事業を通じて清らかな大気の大切さを広くアピールするとともに、本調査結果を参考にしつつ、上空への漏れ光が少ない照明器具や明るすぎない照明を普及するなど、良好な屋外照明環境の形成、ひいては、温暖化の防止や地域の大気汚染の改善に向けて、より一層の施策の推進を図っていくこととしています。
1.平成17年度夏期観察の実施
平成17年度夏期観察は、平成17年7月27日(水)から8月9日(火)までを観察期間として実施します。参加方法等についての詳細に関する問い合わせは、各都道府県・政令指定都市・中核市の大気環境行政担当部局へ。
環境省子どものページ(スターウォッチング・ネットワーク)にも掲載しています。
URL:http://www.env.go.jp/kids/star.html
2.平成17年度冬期観察の結果(平成17年1月1日〜1月14日実施)
(1) 参加団体は44都道府県の359団体、参加人数は延べ3,788人。
(2) 人工光の多い大都市ほど夜空が明るく、星が見えにくくなりますが、20年間に近い長期の経年変化からは、星の見え方は変化がないか、見えにくくなってきている傾向を読みとれます。
環境省環境管理局大気環境課
大気生活環境室
室長:瀬川俊郎(内線6540)
室長補佐:波多野実(内線6541)
担当:白井一成(内線6544)
【登録日】2005.07.26