一般財団法人環境イノベーション情報機構
第1回未来世代のための環境シンポジウム「化学物質による体内汚染の実態−欧州と日本−」
環境中には多種多様な化学物質が放出され、ヒトを含む生態系への影響が心配されています。最近海外では、化学物質による体内汚染の状況を把握するために、ヒトの血液や母乳などに含まれる化学物質の濃度を測るバイオ・モニタリングが行われるようになってきました。いくら大気、水、土壌などの環境中の濃度がわかっても、実際にどのような物質がどの程度取り込まれているのかわからなかったからです。
このたび千葉大学環境生命医学教室では、代表的な残留性有機汚染物質(POPs)の1つであるPCB(ポリ塩化ビフェニール)の日本人の汚染状況を把握するために、呼びかけに応じた一般の参加者や国会議員の方々にもご協力をいただき、血中総PCB濃度を計測しました。最近の研究によれば、血中総PCB濃度はダイオキシン濃度や主要な有機塩素系農薬の濃度とも強い相関を示すことがわかっています。すなわち、総PCB濃度がわかれば他の残留性有機汚染物質の濃度もある程度推定することが可能です。
本シンポジウムでは、昨年ヨーロッパでWWFが行ったヨーロッパ諸国の環境大臣、保健大臣を含む多くの人々の血中化学物質濃度調査の結果と、今回の日本人を対象にしたPCB調査の結果を紹介するとともに、今後の化学物質対策などについて、市民、国会議員、研究者を交えてディスカッションします。
日時 6月25日(土)13:30−17:00
場所 JALビル ウィングホール(東京都品川区東品川2-4-11)
内容
・開会あいさつ:体内曝露調査の必要性 森 千里(千葉大学)
・講演1:欧州における汚染状況 村田幸雄(WWFジャパン)
・講演2:日本人のPCB汚染状況 深田秀樹(千葉大学)
・指定発言 山東昭子(自民党参議院議員)
小林憲司(民主党衆議院議員)
< 休 憩 >
・パネルディスカッション「血液検査結果をどう活かすか」
コーディネーター:戸高恵美子(千葉大学)
パネリスト:黒田洋一郎
(東京都神経科学総合研究所客員研究員)
中下裕子
(弁護士、ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議)
粟谷しのぶ
(東京大学 法学政治学研究科 法曹養成専攻学生)
森 千里 (千葉大学)
村田幸雄 (WWFジャパン)
・閉会あいさつ 日野迪夫(WWFジャパン事務局長)
主催 NPO次世代環境健康学センター/WWFジャパン
資料代 500円
参加申込み方法
以下の情報をご記入の上、往復はがき、ファクス、ホームページいずれかの方法でお申し込みください([3]〜[5]は番号のみ)。先着200名様に参加票をお送りします。
[1]住所
[2] 氏名
[3] 性別:1) 女 2) 男
[4] 年齢:1) 20代未満 2) 20代 3) 30代 4) 40代 5) 50代 6) 60代以上
[5] 職業:1)学生2)会社員3)公務員4)教員5)自営6)主婦7)医療関係者8)その他
・往復はがき:105-0014 東京都港区芝3-1-14 日本生命赤羽橋ビル6F
WWFジャパン 「未来世代環境シンポ」係
・ファクス :03-3769-1717 WWFジャパン 「未来世代環境シンポ」係
・ホームページ: http://www.wwf.or.jp/news/index.htmより申し込みページへ
★ ご記入いただいた皆さまの個人情報は参加票の送付(または定員を超えた場合のお断りのお知らせ)及び参加者全体の属性の把握のためにのみ使用します。ご記入は任意ですが、返信に必要な情報のご記入がない場合は、お送りできないことがありますのでご注意ください。個人情報保護法に基づく開示・訂正などのお問い合わせは、個人情報保護係(privacy@wwf.or.jp、03−3769−1719)にて承ります。
問合せ 千葉大学 森(電話043-226-2017 ファクス043-226-2018)または
WWFジャパン 村田(電話03-3769-1713 ファクス03-3769-1717)
会場へのアクセス
りんかい線:東京テレポートより3分 大崎駅から8分、大井町駅から5分「天王洲アイル駅」下車
出口Aまたは出口B(スカイウォーク利用)
東京モノレール:浜松町より5分「天王洲アイル駅」下車 中央口から
徒 歩:JR品川駅より所要時間、約15分
会場提供:株式会社日本航空
【登録日】2005.06.07
[財団法人 世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)]今後のイベント
【東京都】 イベント |
開催日:2024.12.14(土)
募集期間:2024.11.06(水)
〜 2024.11.30(土)
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【東京都】 イベント |
開催日:2025.01.11(土)
募集期間:2024.11.06(水)
〜 2024.11.30(土)
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