一般財団法人環境イノベーション情報機構
2005年『日本国際里山保全ワーキングホリデーin AICHI』
【募集期間】| 2005.05.01〜2005.06.27 〜世界の仲間たちとともに踏み出そう!未来の豊かな森づくりへの第一歩〜
【開催趣旨】
『2005年7月。英国最大の環境保全NGO・BTCVがやってきます!!』
▽「愛・地球博」地球市民村に、全国の森づくりの仲間たちが出展参加します。それと並行して会場周辺の里山を舞台に、欧州・アジア・北米などの海外の森づくりの仲間たちとともに、里山保全活動を行う「ワーキングホリデー」が開催されます。
▽ 里山保全活動が国民に定着している英国等の海外のボランティアと生活を共にし、語り合いながら、国内に居ながらにして、世界の森づくりに触れ合うことができるこの機会に、これからの新世紀型森づくりの一歩を踏み出してみませんか?
【開催地】愛知県豊田市・瀬戸市
【実施概要】
『2005年日本国際里山保全ワーキングホリデー inAICHI』は、以下の5つのプログラムによって、構成されています。
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(1).7/ 2- 3『週末ワークPartT(猿投編)』
(2).7/ 9-10『週末ワークPartU(定光寺編)』
(3).7/16-24『国際ワーク(豊田編)』
※第1ワーク(7/16-19)、第2ワーク:(7/20-24)
の前半・後半毎でも参加できます。
(4).7/30-31『国際セミナー(トヨタの森)』
(5).7/31 『国際シンポジウム』
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(詳細は森づくりフォーラムホームページ参照)
【対 象】
高校生以上で、森林・里山保全活動に興味があり、自発的に参加する意志がある方であれば、どなたでも
(ただし、中学生の方は20歳以上の成人の同伴があれば、ご参加頂けます)。
【申 込】
「応募用紙」あるいは下記項目を、@E-mail、AFax(自宅からの送信に限ります)、B郵送にてお送りください。
受け付け終了後、事務局より内容の詳細をご案内いたします。
《記載事項》
(1).氏名、(2).ふりがな、(3).所属団体、(4).性別、(5).血液型、(6).郵便番号・住所、(7).電話、(8).Fax、(9)携帯電話、(10).E-mail、(11).生年月日、(12).職業(学生の方は学校名)、(13).交通手段、(14).喫煙の有無、
(15).参加希望プログラム(下記から選択)
@週末ワークPartT
A週末ワークPartU
B国際ワーク→(第1ワーク、第2ワーク、フルワーク)
C日本国際里山保全セミナー
D日本国際里山保全シンポジウム
(16).その他(活動経験やご意見、ご質問などをお寄せ下さい)
【締切日】
@〜B:2005年6月13日(月) 消印有効
C〜D:2005年6月27日(月) 消印有効
※定員になり次第締め切ります。
※定員に余裕がある場合は追加申し込みを受け付けます。
【申込先・問合先】
特定非営利活動法人 森づくりフォーラム
ワーキングホリデー係(担当:内田)
〒113-0033 東京都文京区本郷3-2-3 斎藤ビル3F
Tel:03-3868-9535 Fax:03-3868-9536
E-mail:uchida@moridukuri.jp
【主 催】
2005年日本国際里山保全ワーキングホリデー実行委員会
(構成団体)
社団法人国土緑化推進機構
特定非営利活動法人森づくりフォーラム
英国BTCV
矢作川水系森林ボランティア協議会
日本山岳会東海支部猿投の森づくりの会
名古屋シティーフォレスター倶楽部
トヨタ自動車株式会社
山村塾
特定非営利活動法人日本国際ワークキャンプセンター・NICE
【参 考】
『イギリス最大の環境保全NGO「BTCV」とは?』
British(英国)、Trust(信託)、for Conservation(保護)、Volunteers(志願者)、略してBTCVは、1970年以降自然環境保全運動を推進しているイギリス最大の環境保全NGOです。
歴史的にはイギリス政府の Council for Nature(環境庁)によって1959年に作られた Conservation Corp(自然保護組合)がその前身母体です。
イギリスもかつては豊かな森と湖を抱えた農業国だったものの、産業革命によって工業化が進み、この300年のあいだに国土の大半は森が切り払われて広大な牧草地に変えられました。
そこで、イギリスでは失われた森とそこに生息していた野生動植物を取り戻すために田園・里山保全活動が国民運動として定着しており、それを民間レベルで担っているのがBTCVです。
BTCVが展開している Conservation Holidays と呼ばれる環境保全ボランティアのプログラムは、毎年200〜250プロジェクトが組まれており、また世界各地の環境保全団体と提携して、イギリス国外で毎年50以上のプロジェクトも進めています。
今回の「日本国際里山保全ワーキングホリデー」は、その1プログラムとして実施されます。
BTCVは、指導者や技術者の人材育成システムの確立、リスクアセスメントの概念を導入した技術書や運営マニュアルの整備、大学や医療機関等といった、多彩なシステムの構築と多様な機関・団体との連携などにより、国民運動として Conservation Holidays を定着、普及を図ってきました。
その精錬された取り組みは、今後の日本の森林ボランティア活動の方向性を探る上で、示唆に富んだ取り組みを行っているといえます。
【登録日】2005.05.27