一般財団法人環境イノベーション情報機構
生態系保全のための化学物質対策
【募集期間】| 2001.10.01〜2001.10.26 従来の我が国の化学物質対策は、人の健康の保護が主な目的とされ、生
態系の保全という観点が総じて稀薄でした。しかし近年、環境政策の基本理
念として「自然との共生」が唱えられるとともに、内分泌かく乱化学物質による
野生生物への影響が指摘されるなど、生態系保全のための化学物質対策
に関する関心と取組の機運が高まっています。
こうした中で、環境省では、化学物質の生態影響に関する内外の専門家を
招いて、生態影響の科学的な評価方法やその結果を踏まえた化学物質対
策、さらにはそれらの国際的な動向について講演いただくとともに、今後の対
策の在り方について討議を行うシンポジウムを開催します。
1.日 時
:
平成13年11月9日(金)13:00〜16:30
2.場 所:発明会館(東京都港区虎ノ門2−19−14)
3.主 催:環境省
4.参加費:無 料
5.プログラム
13:00〜13:10 開会挨拶
13:10〜13:40 講演1
化学物質の生態影響評価の考え方と対策の
必要性
若林明子氏
(東京都環境科学研究所)
13:40〜14:10
講演2 化学物質の生態影響評価と対策の国際的動向
Dr.Tim Bowmer
(オランダ、TNO Nutrition and Food Research
Institute)
14:10〜14:40
講演3 ヨーロッパにおける生態影響評価と対策
Mr.Finn Pedersen
(EU、European Chemicals Bureau)
14:40〜15:10
講演4 米国のTSCAにおける生態影響評価と対策
Dr.Vincent Nabholz
(米国、EPA)
15:10〜15:20
休憩
15:20〜16:30
パネルディスカッション
:
生態系保全のための化学物
質対策の在り方
コーディネーター: 北野 大氏(淑徳大学教授)
パネラー:
若林明子氏
Dr.Tim Bowmer、
Mr. Finn Pedersen、
Dr.Vincent Nabholz
奥村 彰氏
((社)日本化学工業協会環境安全委員会)
中下裕子氏
(ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議)
早水輝好(環境省)
*
演題はいずれも仮題。当日は同時通訳を用意
6.申込方法
先着順に受け付けます。所定人数に達し次第申込を締め切ります。別
紙の申込用紙に必要事項を記入し、下の申込先にFAXを送付して下さ
い。折り返し参加証を送ります。申込み受付期間は10月1日〜26日で
す。また、参加申込書は環境省ホームページ(http://www.env.go.jp/)又
は下のホームページからも入手可能です。
(参加申込先)
(社)日本化学物質安全・情報センター(JETOC)
TEL 03-3593-1190 FAX 03-3593-1166
JETOCホームページ http://jetoc.or.jp
【登録日】2001.09.29