一般財団法人環境イノベーション情報機構
「もうひとつの世界は可能だ!〜ムンバイ世界社会フォーラムは何だったのか〜」
●講師:ウォールデン・ベロー(「フォーカス・オン・ザ・グローバルサウス」代表、フィリピン大学教授)
北沢洋子(国際問題評論家)
●日時:2004年3月30日(火)19:00〜21:00
●会場:東京ウィメンズプラザ(表参道) ホール
●資料代:1,000円(通訳あり)
●主催:アジア太平洋資料センター
今年1月、インド・ムンバイに世界中から10万人を越える人々が集結し、「もうひとつの世界は可能だ!」をスローガンに大きなうねりをつくりあげました。
大企業主導のグローバリゼーションに代わって、人間中心の連帯経済を築こうとする草の根の人々の願いは、01年1月のブラジル・ポルトアレグレの第1回世界社会フォーラム(WSF)で共有され、この後毎年1月にポルトアレグレで開かれたWSFは、回を追うごとに参加者が膨れ上がりました。第4回目にあたるムンバイWSFは、インド国内の 2000地域を越える山岳先住民族も参加し、「土地、水、食べ物」という人間の基本的ニーズを守る闘い、「戦争と女性と暴力」というテーマで議論が展開されました。
今回、ムンバイWSFの立役者のひとりであり、反グローバリゼーション派のオピニオン・リーダーであるウォールデン・ベローさんと、世界社会フォーラムの国際委員として第1回目からWSFに参加している北沢洋子さんをお招きし、大いに語っていただきます。ムンバイの熱気を日本の市民に伝え、「もうひとつの世界」を築く世界市民の闘いに日本の市民がどのように関わり、何ができるかの議論を日本で巻き起こす契機にしたいと思います。
〔問合せ先〕アジア太平洋資料センター
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【登録日】2004.02.23