一般財団法人環境イノベーション情報機構
シンポジウム 長期的な温暖化国際対策の展望
長期的な国際温暖化対策の枠組み
国際シンポジウム in TOKYO
〜2004年2月20日(金)・21日(土)〜
あの京都会議から六年、新たな地球的動きが東京で始まる!
京都で合意した2012年までの先進国の温室効果ガス削減目標ですが、その
達成を図るだけでは危険な地球温暖化はとても防げません。国内での排出量削減を
先進国がしっかりと行って見せることが第一であると同時に、2013年以降の次
の目標と排出量管理に途上国も加わった将来の地球的な制度への発展の議論はここ
一年で大きな転換を迎えています。ミラノでのCOP9が終了し、COP3の京都
会議から数えて六年でやっと、京都議定書の運用規則の詳細が終了し後は発効を待
つばかりとなったことからも、国際的な温暖化対策の道のりは一つ新しい段階へと
向かいつつあります。FoEJapanでは、地球的な環境団体のネットワークで
ある気候行動ネットワーク(CAN)と協力し、あの京都会議以来、市民団体とし
て温暖化問題では最大規模の国際シンポジウムを東京で開催します。国連を舞台に
活躍する各国の一線の科学者、研究者や環境団体が最新の科学や将来の地球的な枠
組みを議論します。お見逃し無く。
プログラム
●第1日:長期的な地球温暖化対策の枠組み
I. 国連温暖化プロセスの歩み〜今何がなされねばならないか
II. 最新の科学より〜予想される地球温暖化の影響とアジア
III. 途上国の気候変動への適応ニーズと先進国の義務
IV. 京都議定書から考える将来の枠組み
異なる将来の枠組み提案の比較
科学に基づいた将来の地球的枠組み
環境団体の考える環境に優しく公平な地球的枠組み
途上国からみた将来の国連プロセス
●第2日:NGOからみた各国の温暖化対策と課題
I. 予想される気候変動の影響〜2度以下の挑戦
II. 国内対策の現状と展望
アメリカ合衆国,カナダ,欧州連合,連合王国、ドイツ
連邦共和国,インドネシア,日本
●講演者(予定)
サセックス大学開発研究所 ファハナ・ヤミン(英国)
国際環境法・開発財団(FILED) M.J.メイス(英国)
国立環境研究所 原沢英夫
ポツダム研究所 ビル・ヘア(ドイツ)
世界資源研究所 ケビン・ボーマート(米国)
ペランギ研究所 アグス・サリ(インドネシア)
国立公衆衛生・環境研究所 マルセル・バーク(オランダ)
自然資源保護評議会 デイブ・ホーキンス(米国)
デビットスズキ財団 アレックス・ボストン(カナダ)
気候行動ネットワーク・ヨーロッパ マティアス・デゥーブ
FoE英国 ロジャー・ヒグマン(英国)
ジャーマンウォッチ マンフレッド・トレバー(ドイツ)
ペランギ研究所 アグス・サリ(インドネシア)
地球環境と大気汚染を考える全国市民会議(日本)
当日は環境省、経済産業省からも参加を願う予定です
●時間: 両日11:00〜17:00 (10:30開場、20日終了後,レセプション有)
●資料代: 1000円、
●同時通訳あり
●会場:ドイツOAGホール
東京都港区赤坂7-5-56
03-3584-3201
地下鉄青山1丁目より徒歩5分
http://www.goethe.de/os/tok/jpindex.htm
●共催:非営利特定法人FoE Japan、気候ネットワーク
●申込: HP上での申込をお願い致します。
●問合:FoE Japan 担当:望月
Email: climate@foejapan.org
URL: http://www.FoEJapan.org/climate
【登録日】2004.01.16