一般財団法人環境イノベーション情報機構
サーキュラーエコノミーが日本の製造業を変える
会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)
【講師】
公益財団法人 東京財団 研究主幹
平沼 光(ひらぬま ひかる) 氏
【重点講義内容】
世界では、気候変動問題や資源枯渇問題への対応、そして企業の競争力向上を目指して、リサイクル資源を中心とした資源循環により経済を成り立たせるサーキュラーエコノミーの構築が急速に進められている。サーキュラーエコノミーは、資源を使い捨てにすることで成り立たせてきた従来の経済モデルを大きく転換するもので、対応できなければ企業にとってリスクになる一方、大きなビジネスチャンスとなる可能性も秘めている。
本講義では、サーキュラーエコノミ-が必要となる背景を確認するとともに、世界で進められているサーキュラーエコノミー構築の動きを考察する。あわせて日本の取り組み状況を確認するとともに課題を洗い出し、日本がサーキュラーエコノミ-をチャンスとするために必要なポイントを考察する。
1.サーキュラーエコノミーが必要な背景
2.世界のサーキュラーエコノミー構築の動向 @欧州
3.世界のサーキュラーエコノミー構築の動向 A中国
4.世界のサーキュラーエコノミー構築の動向 Bアメリカ
5.日本のサーキュラーエコノミー構築の動向
6.サーキュラーエコノミー構築における日本の課題
(制度と担い手の課題)
7.サーキュラーエコノミー構築による日本の成長戦略
(日本版メガリサイクラー創設等)
8.質疑応答/名刺交換
【講師プロフィール】
平沼 光(ひらぬま ひかる) 氏
早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程修了、博士(社会科学)。 日産自動車株式会社勤務を経て、2000年より東京財団勤務。 内閣府 日本学術会議 東日本大震災復興支援委員会 エネルギー供給問題検討分科会委員、福島県再生可能エネルギー導入推進連絡会系統連系専門部会委員、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 低炭素社会戦略センター特任研究員等を歴任。著書に『資源争奪の世界史』(日本経済新聞出版)、編著に『異次元エネルギーショック 2050年への日本生き残り戦略』(日本経済新聞出版)ほか多数あり。
【登録日】2025.07.16