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イベント情報金沢大学環日本海域環境研究センターの研究紹介2【生存圏における環境研究】 〜若手研究者による講演〜

金沢大学環日本海域環境研究センターの研究紹介2【生存圏における環境研究】 〜若手研究者による講演〜

【カテゴリ】 大気環境 大気汚染

【開催日】2024.05.14

【開催地】全国


■日時:2024年5月14日(火) 13:30-15:30(13:00〜受付開始)
■開催形式:IIAEセミナー室/オンラインZoom(ハイブリッド開催)
■主催:一般財団法人大気環境総合センター
■テーマ:金沢大学環日本海域環境研究センターの研究紹介2【生存圏における環境研究】
     〜若手研究者による講演〜
講演1:
『有害有機物のヒト・生態系への影響評価研究』
講師(敬称略):本田匡人(金沢大学環日本海域環境研究センター)https://iiae.or.jp/instructor/8524/  
<概要>
大気環境は人為起源の多様な有機化学物質によって広範な汚染が発生していることが知られており、国内でもヒトの健康を害した事例も報告されている。
これらの先例から大気環境の汚染調査とヒト健康や生態系へのリスクの評価は公衆衛生上非常に重要な研究課題である。
環日本海域環境研究センターではこれまで特に多環芳香族炭化水素類(PAH類)の大気汚染の長期的なモニタリングを実施してきた。
本講演ではその中でも類縁物質である水酸化PAH類との関連や石川県内での事例を基に調査結果とリスク評価の内容を紹介する。
講演2:
『海洋環境における有害有機物の動態研究』
講師(敬称略):松中哲也(金沢大学環日本海域環境研究センター)https://iiae.or.jp/instructor/8525/  
<概要>
 化石燃料・バイオマスの不完全燃焼、および原油・石炭に起源をもつ多環芳香族炭化水素類(PAHs)は、発癌性・遺伝毒性・変異原性・内分泌錯乱作用を及ぼしうる有害有機物である。1995年以降、世界の大気PAHs排出量は減少傾向にあるのに対し、北極圏における大気PAHsは、比較的低いレベルで維持されている。海洋環境に供給されたPAHsは、海洋生物に蓄積・代謝産物を介して毒性を強めることから、持続可能な水産業の発展において、PAHsの動態と生態リスクに関する研究が重要である。環日本海域環境研究センターでは、対馬海流の影響域にある日本海の隠岐島、能登半島(九十九湾)、および佐渡島において、2015年から毎月海水中PAHsの観測を継続的に実施し、特に2017年以降日本近海から北極海・南極海へ観測網を拡充させてきた。海洋観測によって明らかになった日本近海から両極にかけての海水中PAHsの広域分布と変動の特徴について紹介する。 
       
■プログラム:(敬称略)
13:30〜13:40  趣旨説明 早川和一(金沢大学名誉教授)
13:40〜14:20  『有害有機物のヒト・生態系への影響評価研究』 本田匡人(金沢大学環日本海域環境研究センター)
14:30〜15:10  『海洋環境における有害有機物の動態研究』 松中哲也(金沢大学環日本海域環境研究センター) 
15:10〜15:30  総合討論     
■申込方法と参加費
◇参加費:一般3,000円(税込・テキスト代含む)
セミナー会員 1,000円(税込・テキスト、動画付)
賛助会員(個人・法人) 無料 (テキスト、動画付)
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下記あてお振込みをお願いします。
ゆうちょ銀行 店名:〇一八(ゼロイチハチ)
店番:018 種目:普通 口座番号:9872334
口座名義:ザイ)タイキカンキョウソウゴウセンター
<ゆうちょ銀行口座間、郵便局からのお手続きの場合>
記号・番号:10160-98723341   
口座名義:ザイ)タイキカンキョウソウゴウセンター
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◇お申込み:https://iiae.or.jp/seminarlist/seminar/ 

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