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イベント情報地産地消型マイクログリッドで脱炭素を 実現するための処方箋

地産地消型マイクログリッドで脱炭素を 実現するための処方箋

【カテゴリ】 エネルギー その他(エネルギー)

【開催日】2023.11.06

【開催地】東京都


会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

【重点講義内容】
T.日置市における地産地消型エネルギー利用のための
  コンパクトグリッド構築事業と特定送配電事業の実例

ひおき地域エネルギー株式会社 電力販売事業部
奥 保成(おく やすなり) 氏
14:00〜15:25

脱炭素化の有力手段として注目されているマイクログリッド。2050年CN宣言以前にその構築に挑んだ日置市と自治体新電力である「ひおき地域エネルギー」の取り組み内容について、事業化可能性調査から構築、運営までを実務担当者のリアル目線でお伝えします。外からはなかなか内情が見えない特定送配電事業についても、その立ち上げ、運営におけるポイント、課題などを挙げ、マイクログリッド構築に向けたヒントを紹介いたします。

1.ひおき地域エネルギー 会社概要
2.ひおきコンパクトグリッド構築の経緯
3.ひおきコンパクトグリッド概要
4.特定送配電事業とその内容
5.マクログリッド構築・運営における課題
6.ひおきコンパクトグリッドの今後
7.質疑応答/名刺交換

U.脱炭素の切り札、「マイクログリッド」の普及にあたっての課題と解決策
   〜経営屋の独自視点による解説とリアルな現場の紹介〜

(株)I.T.I. 代表取締役社長 
技術士(経営工学)&利酒師
柏崎 和久(かしわざき かずひさ) 氏
15:35〜17:00

マイクログリッド、これは2050年のカーボンニュートラル実現に向けた電力システム改革の大本命です。そして、ポストコロナの電力システムでもあり、地方インフラを進化させると期待されています。
今後、大手電力にとって離島や過疎が進む地方部など、世帯密集度の低いエリアの配電設備の更新投資は負担が 大きくなります。地域の企業に配電設備の所有・維持管理を委ね、地域で再エネやコジェネレーションなどの分散電源を導入しマイクログリッドを構築すれば自然災害の停電リスクを軽減できるだけでなく、脱炭素にも繋がり、地方企業にとっても新たなビジネスチャンスになります。

1.ひおき地域エネルギーの凄さ
2.経営屋が考えるマイクログリッドについて
3.マイクログリッド普及に当たっての課題
4.課題に対する解決策
5.経営屋が考える電力の未来
6.地方で私が経験していること
7.質疑応答/名刺交換

【講師プロフィール】

奥 保成(おく やすなり) 氏
1968年薩摩川内市生まれ。熊本大学工学部電気情報工学科卒業後、九州松下電器に入社。鹿児島松下電子株式会社に配属された後、発光ダイオード(LED)素子の開発・研究・量産化に約20年従事。その後LED応用機器ベンチャーを経て、2016年11月にひおき地域エネルギー株式会社に入社。小売電気事業事務全般、コンパクトグリッドF/S、同構築事業を担当し、2017年第三種電気主任技術者免状を取得して電気主任技術者に選任され、2018年よりコンパクトグリッド事業の管理運営を担当。現在は小売電気事業全体における需給管理業務を担当。2023年第一種電気主任技術者免状取得。

柏崎 和久(かしわざき かずひさ) 氏
1968年生宇都宮市生まれ。中央大学理工学部電気電子工学科卒業後、関電工に入社。送配電関連業務に18年従事。その後、バイオマス発電ベンチャー、大型蓄電池ベンチャーを経て、日本電気株式会社(NEC)へ。NEC在籍時にエフビットコミュニケーションズの経営に携わり、2017年4月にエフビットコミュニケーション社長に就任。新電力エフビットでの経営手腕が買われ、2018年3月に退任後、ネクステムズ取締役として宮古島未来エネルギーの立上げにも参加する等、電力ビジネスにかかわる複数企業で経営やプロジェクトに携わる。2022年5月には、新電力HTBエナジーの事業譲渡にも関与した。近時は、複数の脱炭素先行地域において、計画実行の支援に携わる。また、複数のマイクログリッドプロジェクトのプロデュースを担っている。
現在、日本海ガス経営顧問、環境エネルギー技術研究所経営顧問、西堀酒造パートナー、八洲建設ビジネスアドバイザー、SAKE RISE代表、I.T.I.代表取締役社長。技術士(経営工学部門)、利酒師。

【登録日】2023.08.28

登録者情報

【登録日】 2023.08.28

【登録者】新社会システム総合研究所

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