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イベント情報電力分散化の進行と需要側のフレキシビリティ

電力分散化の進行と需要側のフレキシビリティ

【カテゴリ】 エネルギー その他(エネルギー)

【開催日】2023.03.29

【開催地】東京都


会場受講/ライブ配信/アーカイブ配信(2週間、何度でもご視聴可)

【重点講義内容】
T.総論

早稲田大学 スマート社会融合研究機構 研究院教授
石井 英雄(いしい ひでお) 氏
14:00〜15:10

1.国際標準化活動の概要と意義

2.電力・エネルギーシステムの世界的潮流
 (1)電力・エネルギーシステムの変遷と近年の特徴
 (2)IEC/MSBの白書が語る5D(Driver)と4つの困難
 (3)困難解決のためには

3.進行する分散化と需要側エネルギーリソースの活用
 (1)需要側リソースによるフレキシビリティ創出
 (2)日本の到達点と課題
 (3)ニューエリア

4.国内外の標準化活動
 (1)国内の標準化活動
 (2)IEC TC8の動き
 (3)IEC TC57の動き

5.質疑応答/名刺交換

U.各論・重要事項

国立研究開発法人産業技術総合研究所 客員研究員
田中 立二(たなか たつじ) 氏
15:20〜16:30

6.IEC TC57における電力システム・通信の国際標準
 (1)相互運用性と情報モデル
 (2)送配電、電力市場の国際標準(CIM: IEC61970, IEC 61968, IEC 62325)
 (3)分散電源、アグリゲーションの国際標準(IEC 61850)

7.IEC TC69におけるEVシステムの国際標準
 (1)V2G:EV充放電による電力サービスと国内外動向
 (2)V2Gの国際標準化(IEC 63310, IEC 63382, ISO/IEC 15118など)

8.配電システムの高度化および需要家リソース(Local Flexibility)の活用
 (1)北米DERMSの動向と標準化(EPRI報告, IEC 61968拡張)
 (2)Local Flexibility Marketの国内外動向(NEDO研究、欧州実用化[OS4ES/USEF、piclo Flex、NODESなど])
 (3)今後の方向、日本の取り組むべきところ:送配電システム、電力市場を統合した社会福祉の最適化(FLEXGRID等の例)

9.質疑応答/名刺交換

【講師プロフィール】
石井 英雄(いしい ひでお) 氏
1988年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了、東京電力入社。
1989年〜1991年マサチューセッツ工科大学客員研究員
2014年より現職。バーチャル・パワー・プラント構築、卓越大学院プログラム「パワー・エネルギー・プロフェッショナル」等に従事。次世代スマートメーター制度検討会委員、同仕様検討ワーキンググループ座長。
2019年よりIEC TC8 SC 8C国際議長。博士(工学)。

田中 立二(たなか たつじ) 氏
1971年早稲田大学理工学部数学科卒業、(株)東芝入社。電力・産業分野のリアルタイム監視制御システムの高度化の研究・開発、およびIEC TC57における電力システム・通信の国際標準化に従事。
2017年より現職。EVなどの需要家側リソースによるエネルギーサービスの国際標準化等に従事。
IEC TC57 WG10,WG19, TC69 JWG15委員。

【登録日】2023.02.14

登録者情報

【登録日】 2023.02.14

【登録者】新社会システム総合研究所

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