一般財団法人環境イノベーション情報機構
生分解性プラスチックの現状・市場動向と農業用マルチフィルムでの課題・今後の展望【オンラインLive配信・WEBセミナー】
講師名 人見 清貴 氏(元デュポン(株)先端技術研究所)
開催日 2021年09月27日(月) 13:00-17:00
受講料(税込)【1名の場合】39,600円(税込、資料作成費用を含む)
2名以上は一人につき、11,000円が加算されます。
講演主旨
海外ではポリエチレンやポリプロピレン等の規制が一層強化されている。この潮流は日本にも波及し、ストロー、レジ袋等への対応が検討され始めている。この背景には、プラスチックによる深刻な海洋汚染の問題が存在する。こうした潮流の中で、“ゴミにならないプラスチック”=生分解性プラスチックが注目を浴びつつある。この講演では各国での規制と生分解性プラスチックの基礎から商品開発のヒント、更に今後の展望を予測する。
【講演キーワード】
海洋汚染,SDGs,プラスチック規制,生分解性プラスチック,農業用マルチフィルム,グリーンプラ,バイオプラスチック,バイオマスプラ
【プログラム】
1.なぜ今、生分解性プラスチックが注目されているのか?
1-1 各国の汎用プラスチックの規制から見えてくるもの
1-2 生分解性プラスチックの海外トレンド
2.生分解とは何か?
2-1 生分解とは何か
2-2 生分解性プラスチックの分解ステップ
2-3 分解速度とガラス転移点の関係
3.生分解性の歴史と認証制度
3-1 生分解性プラスチックの誕生と歴史概要
3-2 日本での生分解性プラスチックの認証制度
3-3 海外での認証制度
3-4 海洋性分解という新しいセグメント
4.生分解性プラスチックにはどんなものがあるのか?
4-1 日本で上市されている生分解性プラスチックの種類と特徴
4-2 安価で注目される中国製の生分解性プラスチックの種類と特徴
4-3 ポジティブリストとは?
4-3 酸化型生分解性プラスチックの問題点
5.生分解性プラスチックの成形課題と改善のポイント
5-1 吸湿と乾燥のコントロール
5-2 強度と分解速度の関係
5-3 ポリマーブレンド技術
5-4 添加剤の効果的な使用用法
6.生分解性プラスチックの市場動向
6-1 生分解性プラスチック製品の市場
6-2 生分解性プラスチック製品の課題
6-3 グリーンプラマーク登録製品を分類する
6-4 グリーンプラ登録製品から読み取るトレンド
6-5 生分解性プラスチック製品の新たな展開
6-6 日本における生分解性レジ袋の現状
6-7 生分解性農業用マルチフィルムについて
6-6 今後の展望
【質疑応答】
【登録日】2021.09.09