一般財団法人環境イノベーション情報機構
第6次エネ基をうけて見えてきた 日本の環境価値・再エネ取引ビジネス
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【講師】
株式会社日本総合研究所
リサーチ・コンサルティング部門 部長
環境・エネルギー・資源戦略グループ担当
段野 孝一郎(だんの こういちろう) 氏
【重点講義内容】
日本でもRE100加盟企業が増加してきているが、これまでのところ、需要家が直接再エネ電力や環境価値を購入する際の選択肢は限定的であった。しかし、第6次エネルギー基本計画を踏まえて、事業環境が大きく変わろうとしている。本講演では、需要家や電気事業者が環境価値・再エネ電力を取引するスキームを概観しつつ、第6次エネルギー基本計画の内容も踏まえて、今後想定される取引スキーム、留意点、それに伴う事業機会を広範に解説する。
1.我が国における再エネ電力・環境価値取引の仕組み
(1)Jクレジット
(2)グリーン電力証書
(3)非化石証書
2.RE100における要請
3.関連する制度改正の狙いと方向性
(1)非化石証書
(2)コーポレートPPA
4.第6次エネルギー基本計画の概要
5.今後の再エネ電力・環境価値取引スキーム
6.各スキームにおける留意点、事業機会
7.質疑応答/名刺交換
【講師プロフィール】
段野 孝一郎(だんの こういちろう) 氏
京都大学大学院工学研究科博士前期課程修了(工学修士)。2007年に株式会社日本総合研究所に入社。環境・エネルギー、資源・水ビジネス、情報通信 ・ICT 分野のクライアント企業に対して、技術戦略およびマーケティング戦略の視点から、事業戦略策定、新規事業開発、事業化支援等のコ ンサルティングを提供している。2015年より、ディレクタとして環境・エネルギー・資源戦略グループを統括。注力テーマは「電力・ガス制度改革」、「Post-FIT」、「海外環境・エネルギー市場参入戦略」、「エネルギー×AI/IoT」
【登録日】2021.09.02