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イベント情報コープ環境講座 第1講  環境問題と食・農の現在 〜 食の安全をめぐる複雑な構図を解き明かす

コープ環境講座 第1講  環境問題と食・農の現在 〜 食の安全をめぐる複雑な構図を解き明かす

【カテゴリ】 地球環境 その他(地球環境)

【開催日】2003.11.16

【開催地】東京都


2003年度 コープ環境講座

<環境問題から考える21世紀の食と農>
 わたしたちの食の安全は、
 地球環境の明日にゆだねられている


第1講 11月16日(日) 14:00〜17:00

「環境問題と食・農の現在 
〜 食の安全をめぐる複雑な構図を解き明かす」                     
講 師 : 生源寺 眞一 氏 
/ 東京大学大学院農学生命科学研究科 教授


1970年前後を境に先進諸国では多投入・集約的な化学資材依存型の農業となり、また発展途上国においては輸出作物偏重型農業となるなど、世界の各地で農地や水源地の劣化が深刻化するようになっていきました。農業は地球環境に負荷を与える大きな要因となっている、との認識が、国際レベルでは常識になっています。もちろんこれは、食料の確保、化学物質の環境・人体の影響などの、食の安全の問題と結びつくことはいうまでもありません。そして、低迷する自給率と農業の担い手問題など抱えながらも、世界中からの食料輸入に頼っている日本。国内の生産・流通、農業政策など、食の安全をとりまく状況は、地球環境問題・農業貿易とも深く結びつきながら、非常に複雑な構図をとっています。第1講では、このような食と農をめぐる問題の全体像を俯瞰します。
[略歴]生源寺眞一氏: 東京大学農学部農業経済学科卒業後、農林水産省農事試験場研究員などを経て、現在、東京大学大学院農学生命科学研究科教授(農業経済学)。農学博士。研究テーマは、先進国の農業政策、農業プロジェクトの経済評価、農業と環境問題。日本フードシステム学会会長、食料・農業・農村政策審議会委員、国土審議会委員など。著書に、『農政大改革 21世紀への提言』家の光協会、『地殻変動下のコメ政策』(編著、農林統計協会)ほか。

※お申込は、メールで、ご氏名・ご住所・お電話番号
 受講希望回を明記のうえご連絡ください。


※会場
 東京都生協連会館
(中野区中央5-41-18/中野駅・新中野駅から徒歩6・7分)
 最終講のみ、コープとうきょう新中野ビル
(中野区中央5-6-2・新中野駅徒歩2分)
 参加費:全5回2,000円/1回500円


〔第2講 11月29日(土) 14:00〜17:00〕
 地球環境と農業貿易・国際協力 
  〜解決のかぎを握る
   WTO・貧困問題との関係性にせまる        講 師 : 古沢 広祐 氏 
       / 国学院大学経済学部 教授 
      特定非営利活動法人 環境修復保全機構
〔第3講 12月6日(土) 15:00〜17:30〕
  環境保全型農業の実際と日本の取り組み
  〜 日本の農業ははたして持続可能なのか?                     
  講 師 : 西尾 道徳 氏 /筑波大学工学系 教授
       すぎなみ都市農業研究会

〔第4講 12月14日(日) 14:00〜17:00〕
食品の安全・環境問題と
  “リスク・コミュニケーション”        
 〜 21世紀の社会のあり方を問う、
   市民による科学・リスクの評価とは何か?                     
  講 師 : 平川 秀幸 氏
         /京都女子大学現代社会学部 講師
       角田 季美枝 氏 
         /有害化学物質削減ネットワーク
          運営委員

〔第5講 12月20日(土) 14:00〜17:00〕
 食品安全行政と消費者 
  〜安全・安心な食生活をもとめて          
  講 師 : 中村 靖彦 氏 
      /明治大学 客員教授、食品安全委員会 委員
       日本生活協同組合連合会   




【登録日】2003.09.26

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