一般財団法人環境イノベーション情報機構
総会講演会「今、何を考えなくてはならないのか?」―バックキャスト思考が教えてくれる脱炭素社会のかたち―
イベント概要
昨年10月にIPCCの1.5℃特別報告書が発表され、あらためて2℃上昇のもたらす影響の大きさが示されました。1.5℃に抑えるためには、世界のCO2の排出量を2045年から55年の間に実質ゼロにしなければなりません。気候変動に限らず、生物多様性の劣化など地球環境の実情は、現在の社会経済システム全体の大転換を要請しています。
本講演では、将来の厳しい地球環境制約を想定し、バックキャスト手法で構築した5000を超えるライフスタイルの社会受容性を分析、現在は依存型の全自動の商材やサービス提供中心ながら、多くの生活者はより自立型の暮らしを求めていることを明らかにし、依存と自立型の暮らしの間に存在する「間」を埋める、テクノロジーやサービスの重要性、つまりライフスタイルを変えることによって、求められるテクノロジーやサービスが結果として脱炭素に大きく貢献することをお話しいただきます。
日時;
2019年6月4日(火)15:30〜17:00 (15時受付開始)
場所;
株式会社NTTデータ エグゼクティブセミナールーム
東京都江東区豊洲3-3-3 豊洲センタービル36階
http://www.nttdata.com/jp/ja/corporate/profile/guide/map.html
講師;
石田 秀輝(いしだ ひでき)
合同会社 地球村研究室 代表社員, 東北大学 名誉教授
講師プロフィール;
<経歴・役職>
1978年 伊奈製陶株式会社(現LIXIL) 入社
2002年 同社取締役(CTO) 技術統括部部長
2004年 東北大学大学院環境科学研究科教授
2014年 奄美群島沖永良部島に移住、(同)地球村研究室を起業
<著書>
『自然に学ぶ粋なテクノロジー』化学同人(2009年)
『光り輝く未来が、沖永良部島にあった!』ワニブックス(2015年)
『正解の無い難問を解決に導くバックキャスト思考』ワニプラス(2018年)(共著)他多数
定員;
50名 申し込み先着順。満席になり次第、締切りとします。
参加料;
会員、推進委員会委員、研究会メンバは無料。
非会員のご聴講は、1,000円(税込)を申し受けます。当日現金払い。
お申込み方法;
当法人E-Mail(kankyou@kankyouclub.or.jp)宛、
タイトルに、総会講演会「バックキャスト」参加希望
本文に、(1)企業名、(2)所属、(3)役職、(4)ご芳名、(5)E-Mailアドレスを記載の上、送信ください。
【登録日】2019.03.18