一般財団法人環境イノベーション情報機構
【メコン・ウォッチ活動報告会】メコン・ウォッチってどんなNGO?
メコン・ウォッチは、「メコン河流域の国々に住む人々が開発の弊害を被ることなく、地域の自然環境とそこに根ざした生活様式の豊かさを享受できるように支援すること」を目指し、活動の柱として「調査研究・モニタリング」「政策提言・アドボカシー」「情報発信」の3つを掲げています。
今回はNGOメコン・ウォッチを皆さんに知っていただくために、「調査研究・モニタリング」の活動のなかから中国雲南省での調査と、「政策提言・アドボカシー」の活動として情報公開法施行から2年間のメコン・ウォッチの取り組みを中心に、メコン・ウォッチの活動について報告します。
<プログラム>
はじめに:メコン・ウォッチの3つの柱(メコン・ウォッチ事務局長 松本悟)
活動報告1「瀾滄江で何が起こっているのか?〜雲南調査報告〜」(メコン・ウォッチ 東智美)
中国雲南省では現在、メコン河本流におけるダム建設や上流浚渫等、環境に多大な影響を及ぼす恐れのある大型インフラ・プロジェクトが次々と進められています。こうした状況を把握するために、今年8月、雲南省での現地調査を実施しました。メコン河本流のダム建設によって懸念される環境影響、ダム開発によって移転を強いられた人々の生活、下流国の環境に甚大な影響を与える浚渫事業を伴なうメコン河の自由航行計画の現状を報告します。
活動報告2「日本の援助は透明になったか?〜情報公開法とODA〜」(メコン・ウォッチ 福田健治)
メコン・ウォッチでは、2001年の情報公開法の施行以来、積極的に情報公開請求や非公開決定への異議申し立てに取り組んできました。ODAの情報公開を目指すメコン・ウォッチの活動のこれまでの成果と、情報公開法の限界や途上国の住民の参加を可能とする情報公開制度への展望を考えたいと思います。
※資料を用意する都合上、なるべく事前に参加申込をお願い致します。
【日時】2003年9月20日(土)午後6時〜
【場所】 渋谷区立勤労福祉会館第二集会室(渋谷区神南1−19−8)
【参加費】 無料
【申し込み・問い合わせ】メコン・ウォッチ 東(ひがし)または福田
Tel: 03-3832-5034, Fax: 03-3832-5039
E-mail: info@mekongwatch.org
Website: http://www.mekongwatch.org/
【登録日】2003.09.08