一般財団法人環境イノベーション情報機構
他者と出会う歴史教育はいかにして可能か? 〜歴史教育をめぐる困難・課題と<学び舎>の歴史教科書〜
重要な語句を太文字にして暗記させる「教えやすい教科書」ではなく、「ページをめくってみたくなる、続きを読みたくなる教科書」をつくりたい。そんな思いを共有する現役教員やOB・OGが集まって結成された「子どもと学ぶ歴史教科書の会(学ぶ会)」によってつくられた中学の歴史教科書が『ともに学ぶ人間の歴史』(学び舎)だ。
「政府の統一的な見解」に基づいた記述や「通説がない」と書くことを強制させられた今回の教科書検定。歴史教科書は政府の立場が色濃く反映されているものになった。そうしたなか「慰安婦」の記述について修正を余儀なくされつつも唯一記載して検定をクリアし、来年度から中学社会の教科書として採用されることなった。
今回の教科書づくりの経緯や現在の歴史教育における困難や課題を含め、歴史を学ぶ意味や意義を執筆者の菅間さんからお話をお聞きします。
【日 時】 2015年 8月4日(火)19時〜21時/18時30分〜開場
【会 場】 大竹財団会議室(東京都中央区京橋1-1-5セントラルビル11階)
【講 師】 菅間正道さん(子どもと学ぶ歴史教科書の会、自由の森学園中学・高等学校教諭)
【参加費】 一般=500円/学生、大竹財団会員=無料
【主 催】 一般財団法人大竹財団
<お問い合わせ>
一般財団法人大竹財団 03-3272-3900
http://ohdake-foundation.org
<予約フォーム>
http://goo.gl/forms/G61jjjVtU3
【登録日】2015.07.28