一般財団法人環境イノベーション情報機構
LAS-E(ラスイー)認定監査員研修、政策課題研修
このたび、環境自治体会議で発行しているLAS-E(ラスイー)の認定監査員資格と研修
についてご案内いたします。
LAS-E (Local Authorities Standard in Environment)とは、自治体に特化した
環境マネジメントシステムの国内規格です。
現在、環境自治体会議に加盟する10市町村が認証を取得しています。
市民による監査を実施することが最大の特徴であり、環境自治体会議から
派遣された監査員が現場監査に参加して、市民の意見調整をしています。
これまでは環境自治体会議と認定監査員の資格を持つ自治体職員が
この任に当たってきましたが、多くの方が認定監査員の資格を取得できるように
昨年度から制度を拡充いたしました。
そこで、LAS-Eのしくみを理解し、監査できる人材を育成するために、下記のとおり
初級・中級監査員研修および政策課題研修を実施します(上級は来年2月頃予定)。
この研修は、次のような方にお勧めの内容となっております。
・認定監査員資格の取得をしたい、LAS-E取組自治体の監査に参加したい
・自治体の環境政策についての基礎的理解を深めたい
・市民による環境政策の点検・評価に関心がある
研修は、自治体環境政策に関心のある市民、事業者、行政職員どなたでも受講できます。
ふるってご参加ください。
なお、LAS-Eに関する詳細は、環境自治体会議HPをご覧ください⇒
http://www.colgei.org/
1.日時
大阪会場(大阪市此花区民ホール):初級 9月10日(火) 中級 9月11日(水)
東京会場(千代田区麹町区民館) :初級 9月15日(土) 中級 9月16日(日)
政策課題研修 9月15日(土)〜16日(日)
2.受講料
研修受講料:1日 5,000円(ただし、環境自治体会議会員の職員および市民は1,000円)
資格認定・更新料:5,000円/2年
※ただし環境自治体会議会員の職員および市民、個人会員は無料
(年会費は5,000円ですので、この機会に会員になっていただくことをお勧めします。)
3.講師
中口毅博、山本武、遠藤はる奈、ほか
4.内容
初級:LAS-Eの特徴、規格の内容、第1ステージの内容、模擬監査実習、確認テストなど
中級:環境行政・環境計画のしくみと環境政策の概要と事例(温暖化・エネルギー・
交通政策、水環境保全・自然保護政策、廃棄物・資源循環政策、環境学習政策、市民
協働政策)、LAS-E第2ステージの概要と役割、確認テストなど(資格不要の場合はテ
スト受験は不要です)
政策課題研修:温暖化・エネルギー政策の概論、都市・農村における取り組み事例、
市民団体等による取り組み事例、政策立案・実施・効果測定手法など
5.申し込み・問い合わせ
お名前、ご所属、メールアドレス、電話番号と希望受講日・懇親会参加希望の有無を
明記のうえ、電子メールまたはFaxにて下記にお送りください。
折り返し受講料のお振込先とご案内をお送りします。
(各会場とも、定員になり次第締め切ります)
お申込み・お問い合わせ先
環境自治体会議環境政策研究所
E-mail:colgei.event2@gmail.com
TEL:03-3263-9206 FAX:03-3263-9175
(担当 中口、遠藤、八木)
なお、このご案内は関心をお持ちの方への転送を歓迎いたします。
多くの方のお申し込みをお待ちしております。
(講師プロフィール)
中口毅博(なかぐちたかひろ)博士(学術)
芝浦工業大学システム理工学部環境システム学科教授(大学院兼任)、NPO 法人環境自治体会議環境政策研究所所長、環境自治体会議事務局長
著書:「LAS-E でつくる環境自治体―市民監査員が認めた優良事例」生活社、「LAS-E による環境マネジメントシステム構築ガイド−市民監査による環境自治体づくり」生活社、「環境マネジメントとまちづくり−参加とコミュニティガバナンス」学芸出版社(編著)、「環境自治体づくりの戦略―環境マネジメントの理論と実践―」ぎょうせい(編著)ほか多数
山本武(やまもとたけし)博士(理学) (初級のみ)
大阪市立環境科学研究所を経て(財)日本品質保証機構技術
顧問として同機構のISO14001 環境マネジメントシステム審査登録制度の立ち上げに参画、元山口県立大学特任教授、現NPO 法人イー・ビーイング主席研究員、LAS-E 判定委員会副委員長
著書:「環境自治体 ISO14001 システム構築ガイド」学陽書房、「自治体経営とISO マネジメントシステム」ぎょうせい、「自治体の経営戦略」学陽書房(編著)ほか
遠藤はる奈(えんどうはるな)博士(環境科学)
NPO 法人環境自治体会議環境政策研究所主任研究員、芝浦工業大学システム理工学部非常勤講師、国立環境研究所資源循環・廃棄物研究センター客員研究員
著書:「成功する生ごみ資源化−ごみ処理コスト・肥料代激減−」農山漁村文化協会(共著)ほか論文多数
【登録日】2013.08.16