一般財団法人環境イノベーション情報機構
環境問題講演会 「気候変動現象とその予測」−異常気象発生の背景を探る−
【募集期間】| 2012.09.14〜2012.10.29 近年わが国では集中豪雨、竜巻、高温、日照不足等、過去にない気象災害が各地で発生し、私たちの生活に深い爪痕を残しています。このような状況を踏まえ、本年6月末、気象庁は重大な災害が差し迫っている場合に一層の警戒を呼びかけるため、「これまでに経験したことのないような大雨」、「2000年の東海豪雨に匹敵する大雨」のような短文で気象情報を発表することとしました。
気象庁の「異常気象分析検討会」では「社会経済に大きな影響を与える異常気象が発生した場合に、大学・研究機関等の専門家の協力を得て、異常気象に関する最新の科学的知見に基づく分析検討を行い、その発生要因等に関する見解を迅速に発表する」活動を行っています。この検討会では、異常気象が発生する状況について個々のイベントを見るだけではなく、より長い時間規模、より大きな空間規模で起こる気候変動が異常気象の発生しやすい状況をどのように作り出しているのか、またどのような現象が影響を及ぼしているかについても検討しています。
本講演会は、同検討会の委員をお招きし、異常気象発生の背景を作る気候変動のメカニズムおよび最新の予測方法等について解説をいただきます。環境保護に対する取組の一助としていただければ幸です。
総務部、環境対策関連部署の皆様を始めとして、保険会社の損害サービス部門、商品部門等より、多数の方々のご参加を期待いたします。
講演者
独立行政法人海洋研究開発機構 (JAMSTEC)
地球環境変動領域 短期気候変動応用予測研究プログラム
プログラムディレクター 升本 順夫 氏
講演項目
1.異常気象と気候変動
2.代表的な気候変動現象:エルニーニョ
3.その他の気候変動現象
4.気候変動現象の予測
受 講 料
無 料
【登録日】2012.09.19