一般財団法人環境イノベーション情報機構
改正RoHSとCEマーキング
〜RoHSTあるいは他のCEマーキング対応と何が変わるのか?〜
◆講師:京都技術法規サービス合同会社 代表 村越茂富 氏
前・パナソニック株式会社(〜2012/7)
1.RoHS改正の背景
1-1 改正の狙い
1-1-1 現行RoHSと改正RoHSの違い
1-1-2 新規定の適用時期
1-1-3 REACHとの関係
1-2 オープンスコープの意味
1-2-1 カテゴリー11とは?
1-2-2 カテゴリー8&9の適用スケジュール
2.適用範囲と新たな用語の定義
2-1 EEE(電気電子製品)とは何か?
2-1-1 完成品、サブアッセンブリー、部品、材料
2-1-2 新たにEEEとなるもの
2-2 スペアパーツ、ケーブル
2-2-1 スペアパーツ
2-2-2 内部ケーブル外部ケーブル
2-3 ラージスケール
2-3-1 LSSIT
2-3-2 LSFI
2-4 製品構成
2-4-1 「特別に設計」とは?
2-4-2 対象外の装置内のEEE
3.CEマーキングの導入
3-1 欧州の法体系
3-2 モジュールA、整合化規格
3-3 非含有規定とマーク表示要求の違い
4.技術文書化
4-1 CE適合宣言書
4-2 EN50581
4-3 内部品質管理システム
5.欧州以外への影響
5-1 中国RoHS
5-2 JAMP AISでの運用
<質疑応答>
改正RoHS指令は2013年1月2日までに加盟各国での国内法制化という期限が迫りつつあります。本講座では改正RoHS指令で新たに対象となるであろう製品群の解釈、適用除外の考え方といった従来の延長にある規制内容に加え、新たに要求されることとなった含有化学物質管理におけるCEマーキング対応の在り方、特に整合化規格EN50581による技術文書化(Technical Documentation)についても解説します。
電気電子機器(EEE)の欧州向けサプライチェーンに関わっておられる方を主な対象として、欧州当局の「よくある質問(FAQ)」をベースとし、現場レベルでどのような運用を図るべきかをQAシステムを含めてお話しします。
【登録日】2012.09.11