一般財団法人環境イノベーション情報機構
「生物多様性条約第11会締約国会議(COP11)への提言
「生物多様性条約第11会締約国会議(COP11)への提言
-福島原発事故における生物多様性の損失と現状について-
プロジェクトミーティングへのご参加のお願い
弊団体は、2010年に名古屋で開催された生物多様性条約COP10において提案された「国連生物多様性の10年」を市民社会の側から推進するために結成された組織です。2011年3月の原発事故は、生物多様性条約の構成要素の一つである「生物資源の持続可能な利用」にも大きな損害を与えることとなりました。私たちは、そのことの影響や回復の可能性を高めるための調査を今後していきたいと考えています。
とりわけ今回の私たちのの考え方として、生物多様性というのは、その地域の伝統的な農林漁業やコミュニティの知恵と一体になって存在しているものだという立場に立っています。原発事故による生物多様性の破壊とは、農林漁業やコミュニティの破壊に他ならない、また、そこからの回復も、農林漁業やコミュニティの回復なくしてあり得ない、と考えています。
この度、10月にインドで開催されるCOP11において、まずは福島で「農」にたずさわる方の生の声を世界へ向けて発信したいと思い、福島県有機農業ネットワーク理事の長谷川浩氏と浅見彰宏氏に登壇をお願いすることとなりました。
それに先立ちまして、福島の農林漁業関係者の多くの方々と意見交換をさせていただきたく、急なことで誠に申し訳ないのですが、勝手ながら以下の日程を定めさせて頂きました。多くの方のご参加をお待ち申し上げる次第です。大変ご多忙な折、恐れ入りますが、何卒意のあるところをお汲み取りいただき、今後とも末永くお付き合い頂けますことを、心よりお願い申し上げます。
□日時: 2012年9月12日(水)午後1時30分〜午後5時(終了後、懇親会あり)
□場所: ふくしまNGO協働スペース(福島市栄町 6-5 南條ビルA館3F)
□内容(予定):
・本ミーティングの趣旨説明
・「原発事故と生物多様性について」:国連生物多様性の10年市民ネットワーク
・「福島からCOP11への提言」:長谷川浩氏、浅見彰宏氏
・ディスカッション
【連 絡 先】国連生物多様性の10年市民ネットワーク
〒453-0021 名古屋市中村区那古野1-44-17 嶋田ビル203
TEL/090−2924−4751
URL/http://www.jcnundb.org/ E−MAIL/ togami@mac.com
【担当者氏名】戸上昭司
【登録日】2012.09.04