一般財団法人環境イノベーション情報機構
磁歪材料を用いた振動発電技術の基礎と応用〜堅牢性、高出力・高効率化、低出力インピーダンス、耐熱性向上〜
★最新の実験結果とデモを交えてわかりやすく解説!!
★高効率・高出力・高耐久性を持った永久電源開発を目指す!
【講 師】
●金沢大学 理工研究域 電子情報学系 准教授 上野 敏幸 氏
【会 場】
川崎市産業振興会館 10F 第1会議室【神奈川・川崎】
JR・京急「川崎駅」下車徒歩8分
【日 時】平成24年9月21日(金) 13:30-16:30
【参加費】
【早期割引価格】1社2名につき46,200円(税込、テキスト費用を含む)
※9月7日を過ぎると【定価】1社2名につき49,350円(税込、テキスト費用を含む)
詳細確認・お申込専用URL▼
http://ec.techzone.jp/products/detail.php?product_id=2900
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【講演主旨】
振動発電は、ボタン電池に置き換わる永久電源としての利用が期待され,その応用は電池のいらないワイヤレスセンサネットワークからリモコンなど多岐にわたります。磁歪材料を用いた振動発電技術は、鉄系磁歪材料の優れた磁気・磁歪・材料特性を反映し、小型で堅牢、高効率、高出力、低出力インピーダンス、高耐熱性の特徴を有する汎用性のあるものです。本セミナーでは,磁歪振動発電の原理と特徴を,最新の実験結果やデモを交え分かり易く解説します。また振動現象を利用したマイクロデバイス(アクチュエータ)の紹介も行います。
【プログラム】
第1部 磁歪材料を用いた振動発電
1. 振動発電の背景とメリット
2. 従来技術(圧電素子,電磁誘導,エレクトレット)
3. 磁歪材料と逆磁歪効果,鉄ガリウム合金
4. 発電機の基本構造と原理,特徴
5. 試作機の評価と実演
(電動歯ブラシによる発電,発電スイッチ,ワイヤレスセンサシステムなど)
6. 応用のポイント,市場性,課題など
第2部 鉄ガリウム合金(Galfenol)を用いたマイクロデバイス
1.鉄ガリウム合金の特徴(製法,加工性,温度特性など)
2.アクチュエータ(マイクロデバイス)のメリット
3.研究開発例
振動子,骨伝導イヤフォン (一部,試作機による実演) 球面モータ
4.求められる磁歪材料の特性
5.国内外の研究状況
【質疑応答 名刺交換】
【登録日】2012.09.04